財務レポートのレポートおよび勘定科目グループの生成方法

「財務レポートおよび勘定グループの生成」プロセスを使用して、指定した勘定体系および会計カレンダの一般会計残高キューブごとに財務レポート・レポートおよび勘定科目グループを作成します。

プロセスはいつでも発行できます。

レポートおよび勘定グループの生成方法

「スケジュール済プロセス」ワークエリアから「財務レポートおよび勘定グループの生成」プロセスを発行します。勘定体系および会計カレンダを選択します。これにより、財務レポート・レポートおよび勘定科目グループを生成する残高キューブおよび元帳が識別されます。

最上位の連結先収益勘定科目と経費勘定科目の値を指定します。

  • 最上位収益勘定

  • 最上位営業経費勘定

  • 最上位販売原価勘定(オプション)

最上位連結先勘定科目は、レポートで参照される勘定を導出するための基礎として使用されます。最上位連結先勘定科目のすぐ下の子孫は、財務レポートの損益計算書レポートの行を定義するために使用されます。最上位営業経費勘定科目と最上位販売原価勘定科目の両方が選択されているかどうかに応じて、様々なバリエーションの財務レポート損益計算書が生成されます。オプションの最上位販売原価勘定科目が指定されると、損益計算書の財務レポート損益計算書レポートに総利益セクションも含められます。

ヒント: 親ごとに特定のツリーおよびツリー・バージョンを選択できます。3つの連結先勘定科目値すべてを、異なるツリーおよびツリー・バージョンのものにすることができます。すべての連結先勘定科目に対して共通のツリーおよびツリー・バージョンを選択することをお薦めします。これにより、生成されるレポート内のすべての行の階層基準が一貫性を持ちます。

要求送信の勘定体系およびカレンダで識別された残高キューブに対して、プロセスにより次の財務レポート・レポートの個別セットが作成されます。

  1. 損益計算書

  2. 連結損益計算書

  3. ローリング四半期損益計算書

  4. ローリング月次損益計算書

  5. 元帳通貨別残高試算表

  6. 入力通貨別残高試算表

ノート: 不要な財務レポート・レポートの増加を防ぐために、作成された元のレポートを名前変更するか削除しないかぎり、プロセスを再発行しても新しい財務レポート・レポートは生成されません。

また、プロセスにより、残高キューブに対して次の3つの勘定科目グループも生成されます。このグループは、その残高キューブの一部であるすべての元帳で共有されます。

  • 収益: 「収益」インフォレットに表示するために定義されます。既存の勘定科目グループがデフォルトとして設定されていない場合は、「一般会計インフォレット」ホーム・ページのデフォルトとして自動的に設定されます。

  • 経費: 「経費」インフォレットに表示するために定義されます。既存の勘定科目グループがデフォルトとして設定されていない場合は、「一般会計インフォレット」ホーム・ページのデフォルトとして自動的に設定されます。

  • クローズ・モニター要約損益計算書: クローズ・モニターに表示するために定義されます。クローズ・モニターの設定を完了するときに、元帳セットに割り当てることができます。

ノート: プロセスを発行するたびに、残高キューブに対して新しい勘定グループ・セットが生成されます。