参照通貨エラーの解決

参照通貨を使用する際のデータの問題を解決するには、参照通貨固有のエラー・メッセージを使用します。

金額を換算するにはレート情報が必要です。レート情報がない場合、「顧客契約の識別」プロセスでは、価格設定ディメンション組合せまたは独立販売価格を履行義務または約束詳細明細に割り当てることはできません。この場合、参照通貨固有のエラー・メッセージを含む、明細レベルのエラー・メッセージがアプリケーションに表示されます。

アプリケーションで一般会計日次レート表から参照通貨レートを取得できない場合は、約束詳細明細にマークが付けられ、参照通貨換算レートがないことを示すエラー・メッセージが「顧客契約の編集」ページに表示されます。

アプリケーションでは、契約のステータスが「配分待ち」に変更され、配分待ちの事由が「参照通貨換算レート使用不可」に変更されます。

エラーを修正してから「顧客契約の識別」プロセスを再度実行し、欠落しているレートが検出されると、それに応じてエラー・メッセージと配分ステータスが更新されます。