税金決定プロセスでの売掛/未収金トランザクション属性の使用方法

トランザクション・ヘッダーおよびトランザクション明細では、トランザクション明細に対する税金の決定に使用される情報を取得します。

税金決定に影響を与える属性

税金計算に影響を与える属性は、次のとおりです。

  • トランザクション・ヘッダーの属性:

    • トランザクション日

    • 法的エンティティ

    • ビジネス・ユニット

    • 課税国

    • 文書会計分類

    • 出荷先顧客

    • 出荷先顧客サイト

    • 出荷先顧客住所

    • 請求先顧客

    • 請求先顧客サイト

    • 請求先顧客住所

  • トランザクション明細の属性:

    • 明細金額

    • 数量

    • 倉庫

    • 製品会計分類

    • 製品カテゴリ

    • 製品タイプ

    • 税分類コード

    • トランザクション・ビジネス・カテゴリ

    • 主用途

    • ユーザー定義会計分類

    • 免税処理

    • 免税証明書

    • 免税事由

税金の決定方法

Oracle Fusion Taxでは、トランザクション・ヘッダーおよびトランザクション明細の属性を税金設定と組み合せて使用し、売掛/未収金トランザクション明細に適用可能な税金が決定されます。計算された税額が正しくない場合は、トランザクション・ヘッダーおよびトランザクション明細の属性の値を確認します。

倉庫事業所、請求先および出荷先の住所、製品タイプ、製品会計分類および主用途は、税金計算で最も一般的に使用される属性です。これは、構成所有者税金オプションの「STCC」(標準税分類コード)として制度決定セットを構成していない場合です。「STCC」を制度決定セットとして構成した場合は、トランザクション明細の税分類コードの値を確認します。計算された税金が依然として正しくない場合は、次のことが考えられます。

  • トランザクション明細に入力した在庫品目に対する製品会計分類または主用途の関連付けが正しくないまたは未入力

  • 顧客パーティまたはパーティ・サイトに対するパーティ会計分類が正しくないまたは未入力

  • 税金構成に関する問題