トランザクション・データに対する税金のシミュレート

税金シミュレータを使用して、調達-支払およびオーダー-入金トランザクションに対する新規および既存の税金設定を検証できます。

税金シミュレータのインタフェース形式は、税金計算および税金明細に対する品目明細のデータ入力およびフローを簡略化できる、調達-支払およびオーダー-入金作業領域の軽量バージョンです。

税金シミュレータでは、トランザクション・データの手動入力に加え、実際のデータをコピーして表示または変更できます。データは、プロセス要求を使用してパージできます。

税金シミュレータでは、次のような税金計算に影響を与えるトランザクション属性を表示できます。

  • 必須のトランザクション属性

  • 追加の税金属性

  • 参照、修正済および消込済の文書

必須のトランザクション属性

トランザクション入力および税金計算の必須フィールドは、次のとおりです。

  • 文書イベント区分

  • 文書日付

  • 法的エンティティ

  • ビジネス・ユニット

  • 通貨

  • サプライヤ

  • 顧客

  • 明細金額

  • 明細タイプ

  • 明細レベル:

    • 明細区分

    • 明細タイプ

    • 品目

    • 製品タイプ

追加の税金属性

トランザクション入力および税金計算の必須フィールドに加え、税金シミュレータでは、税務処理基準に基づいて税金計算を行う際に一般的に使用される追加の税金属性を表示できます。

次の追加の税金属性は、タブ・リージョンに編成され、入力および更新が可能です。

  • ヘッダー・レベル:

    • 課税国

    • 第一者税務登録番号

    • 第三者税務登録

    • 出荷元事業所

  • 明細レベル:

    • 明細区分

    • 品目

    • 製品タイプ

    • 税込

    • トランザクション・ビジネス・カテゴリ

    • 評価額

    • 税分類

    • 製品カテゴリ

    • 主用途

    • 製品会計分類

    • ユーザー定義会計分類

    • 最終荷下ろし場所

    • 勘定科目

これらの属性はすべて、税務処理基準および税算式に基づいて、税金決定または税金計算を直接行えます。

参照、修正済および消込済の文書

参照、修正済および消込済の文書が税金計算に関連付けられていると、それらの文書が税金計算に影響を与える可能性があります。いくつかの影響については、税金シミュレータで情報が表示されます。配分における差異のように(会計処理は税金シミュレータの機能の一部でないため)、情報が表示されないものもあります。

税金シミュレータで文書をシミュレートまたはコピーする場合、参照、修正済および消込済の文書はコピーされません。各文書を個別にコピーし、税金シミュレータで関連付ける必要があります。

次のリストは、使用可能なイベント区分および税金シミュレータで対応可能な関連付けです。

アプリケーション

ヘッダー・レベルの文書イベント区分

品目明細属性の明細区分

「参照」、「修正済」および「消込済」タブ: 文書イベント区分

「参照」、「修正済」および「消込済」タブ: 文書番号

「参照」、「修正済」および「消込済」タブ: 文書日付

「参照」、「修正済」および「消込済」タブ: 文書明細番号

買掛/未払金

標準請求書

請求書

購買オーダー(必須ではない)

購買オーダー文書番号を選択します。

文書番号が選択されると投入され、読取り専用です。

購買オーダーの文書番号を入力すると、このリストでは、対応する各請求書明細が使用可能になります。

買掛/未払金

標準請求書

前払金

前払金請求書

前払金請求書番号を選択します。

文書番号が選択されると投入され、読取り専用です。

前払金請求書の文書番号を入力すると、このリストでは、対応する各前払金請求書明細が使用可能になります。

買掛/未払金

標準請求書

クレジット・メモ

標準請求書

クレジット・メモ文書番号を選択します。

文書番号が選択されると投入され、読取り専用です。

請求書の文書番号を入力すると、このリストでは、対応する各請求書明細が使用可能になります。

買掛/未払金

前払金請求書

列は非表示

タブは非表示

タブは非表示

タブは非表示

タブは非表示

購買

購買オーダー

列は非表示

タブは非表示

タブは非表示

タブは非表示

タブは非表示

売掛/未収金

請求書

列は非表示

タブは非表示

タブは非表示

タブは非表示

タブは非表示

売掛/未収金

クレジット・メモ

列は非表示

請求書

必須

文書番号が選択されると投入され、読取り専用です。

請求書の文書番号を入力すると、このリストでは、対応する各請求書明細が使用可能になります。