コスト収集フレックスフィールドでの追加セグメントの定義
コスト収集フレックスフィールドは、実績コストおよび取引約定トランザクションに関する製品固有の属性の取得に役立ちます。
「プロジェクト原価計算」付加フレックスフィールドは、ソース・アプリケーションのトランザクション属性の完全セットを取得し、それらをOracle Fusion Project Costingに表示します。コスト収集フレックスフィールドは、トランザクションを作成できる「未処理コストの管理」ページや、様々な「コストの作成」ADFdi Excelスプレッドシートなどのページで使用できます。また、ソース・アプリケーションの購買オーダー、サプライヤ請求書配分および経費精算書にも表示されます。
コスト収集フレックスフィールドに追加セグメントを定義するには:
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「プロジェクト標準コスト収集フレックスフィールドの管理」タスクを検索します。
」をクリックし、「 -
「プロジェクト標準コスト収集フレックスフィールドの管理」リンクをクリックします。
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「プロジェクト標準コスト収集フレックスフィールドの管理」ページを使用して、コンテキスト依存セグメントを管理します。「プロジェクト原価計算詳細」フレックスフィールド行を選択します。
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「編集」アイコンをクリックします。
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「コンテキスト依存セグメント」セクションで、「コンテキスト」リストを展開します。
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フレックスフィールドの追加セグメントを追加するコンテキストを選択し、コンテキスト依存セグメントを表示します。新しく追加したこのセグメントをProject Costingで表示するには、このセグメントを「PJC: すべて」コンテキストにも追加する必要があります。
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USER_DEF_ATTRIBUTE1などのユーザー定義属性行を選択して、コンテキスト依存セグメントを定義します。
ノート: コンテキスト依存セグメントの定義には、ユーザー定義属性のみを使用し、予約属性または他の属性(RESERVED_ATTRIBUTE1、EXPENDITURE_ITEM_DATEなど)は使用しないでください。 -
「編集」をクリックします。
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セグメントの編集ページを使用して、セグメント名を指定し、セグメントの表示方法と検証方法を定義します。
ノート: このフレックスフィールドのユーザー定義属性では、英字と数字が含まれる文字データ型のみがサポートされます。ただし、負の数や小数値を含む数は使用できません。 -
(オプション)摘要を指定します。
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「使用可能」チェック・ボックスを選択して、このセグメントを使用可能にします。
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セグメントの表示方法(例: リスト)に応じて、既存の値セットを関連付けるか、またはOracle Fusion Project Costing用の値セットを作成して、その値セットをセグメントに関連付けます。
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「検証」セクションで、値セットを選択します。
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必要に応じて、「必須」チェック・ボックスを選択して、これを必須フィールドにします。
ノート: トランザクションでプロジェクト属性を確実に入力するには、「プロジェクト番号」セグメントを必須フィールドとしてマークします。これにより、「タスク番号」、「支出タイプ」、「支出組織」および「支出項目日」セグメントがコンテキストで自動的に必須になります。 -
「初期デフォルト」セクションで、セグメント、およびセグメントが導出されるエンティティ属性のデフォルト値の形式を指定します。
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「表示プロパティ」セクションで、フィールド・ラベルとして表示される「プロンプト」に値を入力します。
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「表示タイプ」フィールドで、セグメントの表示方法を指定します。たとえば、経費事業所はドロップダウン・リストに指定できます。
「チェック・ボックス」、「値リスト」、「テキスト領域」など、「表示タイプ」の値を選択します。
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「セグメントの編集」ページで、「保存してクローズ」をクリックします。
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作成したセグメント名をトランザクション・ページで識別できるように、コンテキストの編集ページでセグメント名をノートにとります。
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新規セグメントを表示するすべての追加コンテキストについて、ステップ7から19を繰り返します。
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すべてのフレックスフィールドを定義したら、「保存してクローズ」をクリックします。
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コスト収集フレックスフィールドをデプロイし、トランザクションの入力時にユーザーが使用できるようにする必要があります。プロジェクト標準コスト収集フレックスフィールドの管理ページでフレックスフィールドのデプロイボタンをクリックします。
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これで、「未処理コストの管理」ページまたは様々な「コストの作成」ADFdi Excelスプレッドシートからトランザクションを作成し、コスト収集フレックスフィールドを使用して定義したセグメントを検証できます。