保留中の請求書トランザクション

リリース済、転送済、転送否認済、または受入済の請求書のトランザクションを請求書保留に設定できます。

Oracle Fusion Project Billingでは、請求書のトランザクションが請求書作業領域から請求書保留に設定された場合、次の処理が実行されます。

すべての適用可能な請求管理の消費済請求額は、修正済トランザクションの契約通貨での請求済額の分だけ減額されます。
修正済トランザクションに対応する請求トランザクションの契約通貨および請求トランザクション通貨での適格請求額がゼロに設定されます。
修正済トランザクションに対応する請求トランザクションの契約通貨および請求トランザクション通貨でのクレジット請求額が、それぞれ請求トランザクションの契約通貨および請求トランザクション通貨での請求済額に設定されます。
トランザクションはまだリリース済、転送済、転送否認済または受入済請求書の一部であるため、修正済トランザクションは請求書の請求書明細配分リージョンで使用可能なままになります。
ただし、修正済トランザクションは戻し処理の途中となり、未請求と見なされます。したがって、請求書の未請求トランザクション・リージョンにも表示されるようになります。
契約に対して正味請求オプションが選択可能な場合、請求書通貨で修正済トランザクションの請求済額を戻し処理するクレジットは、次回請求書の生成プロセスが実行される際に、クレジットと新規賦課を含む新規請求書に表示されます。
契約に対して正味請求オプションが使用可能でない場合、請求書通貨で修正済トランザクションの請求済額を戻し処理するクレジット・メモが承認済ステータスで作成されます。