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Order Managementでの直接出荷の動作

オーダー管理を使用して、直接出荷フローを管理します。

オーダー管理による直接出荷フローの実行方法。

ノート

  1. オーダー取得システムは、ソース・オーダーを取得します。

    • 図の各水平行は、システムまたはアプリケーションを表します。

    • 直接出荷フローは、オーダー-入金フローのバリエーションです。

    • オーダー管理には、オーダー管理作業領域で販売オーダーを取得するために事前定義されています。 オーダー管理の外部にあるオーダー取得システムでソース・オーダーを取得することもできます。

  2. オーダー管理は、オーケストレーション・プロセスを販売オーダーに割り当て、オーダーのスケジュール・タスクを使用して販売オーダーのスケジューリングを開始し、グローバルOrder Promisingにスケジューリング・リクエストを送信します。

  3. Global Order Promisingでは、ソース・ルール、サプライヤ・カレンダ、生産能力などが考慮され、最も効率的な方法でオーダーを履行できるサプライヤとサプライヤ・サイトが識別されます。 販売オーダーでサプライヤが指定されている場合は、Global Order Promisingでこのサプライヤが使用されます。

  4. オーケストレーション・プロセスは、購買リクエストを作成できるように、サプライ・チェーン財務オーケストレーションから購買依頼組織を取得します。

  5. オーダー管理は、購買リクエストをOracle Procurementに送信します。

    ノート

    • 調達では、製品カテゴリまたは製品会計分類を使用して購買オーダーを作成しません。

    • オーダー管理では、オーダー明細の製品カテゴリ属性のデフォルト値は設定されません。 オーダー入力スペシャリストは、税金決定要因の設定時にこの値を指定できますが、オーダー管理では調達に送信されないため、購買オーダーには製品カテゴリの値が含まれません。 詳細は、「オーダー明細の税金の編集」を参照してください。

    • オーダー管理は、販売オーダーの製品会計分類のデフォルト値を設定します。 調達の購買オーダーには製品会計分類属性もあり、調達はこれを販売オーダーと同じ値に設定しますが、必須ではありません。

  6. 調達によって購買依頼が作成され、購買依頼が承認され、購買オーダーが作成されてから、購買オーダーがサプライヤに送信されます。

    調達によって購買依頼が作成され、購買依頼が承認され、購買オーダーが作成されてから、購買オーダーがサプライヤに送信されます。

    ノート

    この属性

    この属性を参照

    購買依頼作業領域の顧客販売オーダー属性

    オーダー管理作業領域の販売オーダーの番号属性

    購買オーダー作業領域の購買依頼属性

    購買依頼の購買依頼番号属性

    オーダー管理作業領域の履行明細の供給「詳細」タブの直接出荷購買オーダー属性

    購買オーダー

    オーダー管理作業領域の履行明細の供給「詳細」タブの購買依頼属性

    購買依頼

    • Procurementで購買依頼と購買オーダーが作成されると、オーダー管理によってオーダー明細ステータスが設定されます。

      調達の機能

      オーダー明細ステータス

      購買依頼を作成します。

      求人作成済

      購買オーダーを作成します。

      出荷待機中

      • ステータスが出荷待ちになった後、受入は事前出荷通知をオーダー管理に送信できます。

      • 受入では、数量全体または数量の一部に対してのみ事前出荷通知を作成できます。

    • 包括購買契約が存在する場合、調達は契約から購買依頼をソーシングする場合があります。

    • Procurementでは、オーダー管理にレスポンスを送信し、購買オーダーはそのライフサイクルを移動します。

      レスポンス

      調達の内容

      PO_IMPLEMENTED

      購買オーダーを作成しました。

      PO_CO_IMPLEMENTED

      既存の購買オーダーに変更を追加しました。

      PO_CO_RESCINDED

      購買オーダーの変更が否認されました。

      REQ_LINE_CANCEL

      購買依頼の明細を取り消しました。

  7. サプライヤは購買オーダーを調査し、出荷履行システムを使用して品目を顧客に出荷します。 また、企業サプライヤは在庫管理の受入側と通信して、出荷の原価を計算します。

  8. サプライヤは、サプライヤ・ポータルを使用してASNを入力します。 オーダー管理は、関心のあるパーティと財務オーケストレーションに通知を送信します。 詳細は、「サプライヤ・ポータル統合」を参照してください。

  9. 在庫管理の受入部品では、受入組織に論理受入が作成されます。 サプライヤが品目を顧客に直接出荷するため、物理的な受入は作成されません。

  10. 財務オーケストレーションは、直接出荷を処理するために事前定義されており、サプライヤから顧客までのフローを処理する方法を指定する財務フローを実行します。

  11. 原価管理では、受入会計および原価会計が実行されます。

  12. オーダー管理は、受入からの事前出荷通知の受信を待機します。 通知は、品目が出荷され、顧客が受入を確認したことを示します。

  13. オーダー管理は、Oracle Receivablesと通信して請求書を作成し、支払を処理します。

これらのステップの一部は変更できます。 たとえば、ソース・ルールの管理を使用して、Global Order Promisingがソース・ルールを考慮する方法を変更したり、直接出荷財務フローの管理を使用してサプライ・チェーン財務オーケストレーションが販売ビジネス・ユニットと購買依頼組織間の関係を設定する方法を変更します。 詳細は、オーダー管理での直接出荷の設定を参照してください。