チャネル・トランザクション会計イベントのスイープ
チャネル・トランザクション会計イベントのスケジュール済プロセスでは、クローズ済会計期間にある未計上チャネル・トランザクションが、オープンまたは先日付入力可能な会計期間に転送されます。
使用する場合
このプロセスを使用して、会計期間(GL期間)をクローズする前に、すべての適格なトランザクションが最終モードで計上されるようにします。 会計期間の終了時に、会計例外をレビューする必要があります。 例外がある場合は、このプロセスを実行して、未処理の会計イベントを次のオープン期間または先日付入力可能期間にスイープし、期間クローズを完了します。
必要な権限
- チャネル・トランザクション会計イベントのスイープ(CJM_SWEEP_CHANNEL_TRANSACTION_ACCOUNTING_EVENTS_PRIV)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
| 仕様 | 説明 |
|---|---|
| ジョブ・タイプ | 必要に応じて |
| 頻度 | 期間クローズ中に未計上のチャネル・トランザクションがある場合は、プロセスを実行することをお薦めします。 |
| 時間 | 勤務時間後。 |
| 期間 | 処理されるデータの量によって異なります。 |
| 互換性 | 特定の元帳について、ジョブのインスタンスが常に1つのみ実行される必要があります。 |
パラメータ
| パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
|---|---|---|---|---|---|
| 元帳 | 必須 | ビジネス・ユニットのフィルタに使用する元帳。 |
ユーザーがアクセスできる元帳。 |
なし | 該当なし |
| ビジネス・ユニット | オプション | チャネル・トランザクションのフィルタに使用するビジネス・ユニット。 | ユーザーがアクセス権を持つビジネス・ユニット。 | なし | 該当なし |
| 会計期間: 自 | オプション | プログラムで使用されるクローズ済会計期間の開始日範囲を示します。 | クローズ済会計期間。 | なし | 該当なし |
| 会計期間: 至 | オプション | プログラムで使用されるクローズ済会計期間の終了日範囲を示します。 | クローズ済会計期間。 | なし | 該当なし |
| スイープ先期間 | 必須 | 指定した期間にチャネル・トランザクションをスイープします。 期間は、選択した元帳の会計カレンダ内のオープン期間または先日付入力可能期間です。 | 会計カレンダからオープンおよび先日付入力可能な会計期間。 | なし | 該当なし |
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域で、チャネル・トランザクション会計イベントのスイープのステータスを表示できます。
- スイープ・チャネル・トランザクション会計イベントを阻止した検証エラーおよび警告メッセージがエラー・ログに表示されます。
- 対話型の警告検証は実行されません。
- プログラムが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域の指定に従って、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」、「プロセスのリリース」を実行できます。