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生産プロセスの設計の概要

製造エンジニアは、Oracle Fusion Cloud Manufacturingの作業定義機能を使用して、生産プロセスを設計および管理できます。 ショップ型製造の場合、最終工程で個々のユニットで完了するオーダー組立(ATO)モデルに基づく、標準品目または構成品目が組立品になります。 プロセス製造の場合、これはバッチ生産になります。この場合の製造では、個々の単位ごとではなく生産プロセスの各ステージを通じてバッチ数量が移動されます。 ユーザーは、製品または生産バッチを作成するために必要な生産工程、素材、出力およびリソースを表す作業定義を設計できます。

混合モード製造では、完成品に梱包された一括中間資材を生産するには、通常、同じ工場内に、プロセス製造およびショップ型製造機能を組み合せたものが必要です。 そのためには、工場の設定で2つの工場パラメータ(「プロセス製造可能」および「デフォルト作業方法」)を使用します。 工場パラメータで「プロセス製造可能」属性を選択すると、プロセス製造作業定義の機能が使用可能になります。 工場がプロセス製造に対して有効になっている場合は、プロセス製造にデフォルトの作業方法をオプションで設定できます。

Oracle Application Development Framework Desktop Integration (ADFdi)により、Microsoft Excelスプレッドシートを使用して作業定義を一括作成および一括更新できます。 作業定義は、Oracle Fusion Manufacturingにアップロードされ、Oracle Fusion Manufacturingからダウンロードされます。

FBDIを介して、またはRESTサービスを使用して、プロセス製造作業定義をインポートできます。 ショップ型製造作業定義およびプロセス製造作業定義のインポートには、個別のFBDIテンプレートを使用できます。

プランニングおよび原価計算の優先度に基づいて、プライマリおよび代替の製造プロセスを定義できます。 製造リード・タイムは、プライマリ作業定義に基づいて計算されます。 作業定義のバージョンは、製造プロセスで発生する変更をモニターおよび実装するために使用されます。 作業定義レポートには、すべての工程と、それらの関連資材、出力およびリソース所要量が含まれます。 このレポートは、ショップ型製造の場合と同様に、企業内で内部的にまたは契約製造業者と外部的に共有できます。

製品管理で製品エンジニアによって実装された品目構成変更は、影響を受ける作業定義に自動的に、または手動で同期されます。 品目構成の変更に手動のユーザー処理が必要な場合、作業定義に対する品目構成変更通知の受信(WIS_RECEIVE_ITEM_STRUCTURE_CHANGE_NOTIFICATIONS_PRIV)権限を持つ製造エンジニアまたは原価会計担当にワークリスト通知が送信されます。

要約すると、「作業定義」作業領域で次のタスクを実行できます。

  • 作業定義名を管理します

  • ユーザー・インタフェースで作業定義を管理します

  • 品目構成変更による作業定義への影響を評価し、それに応じて変更を加えます

  • 作業定義バージョンを作成します

  • 製造リード・タイムを計算します

  • ADFdiを使用した作業定義の一括作成および更新

  • FBDIテンプレートを使用した製造作業定義のインポート

ノート: 「作業定義」作業領域でタスクを実行するには、組織を製造工場として設定する必要があります。 工場パラメータの必須設定の詳細は、『Oracle SCM Cloud製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装』ガイドの製造工場の設定に関する項を参照してください。