再加工作業オーダーの概要
Oracle Manufacturingには、完成品目に再加工が必要な場合に使用できる追加オプションがあります。
再加工作業オーダーはManufacturingで作成されます。在庫から欠陥組立品がその作業オーダーに対して出庫され、製造現場で再加工工程が実行されます。 欠陥のあるコンポーネントは組立品から取り外されて、新しいコンポーネントと交換されます。 たとえば、携帯電話の欠陥電池を新しい電池と交換して、使用できる状態に戻します。 その後に、再加工した組立品を完成品目として在庫に戻します。
生産監督者または生産オペレータとして、再加工作業オーダーで実行できることを次に示します。
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再加工作業定義を指定して、または指定せずに再加工作業オーダーを作成します。
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作業オーダー工程品目にマイナス数量を指定します。 プラス数量の連番とマイナス数量の連番のように、2つの品目連番で同じ品目を指定できます。
再加工作業オーダーは、次の2つのいずれかの方法で実行できます。
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再加工作業オーダーに組立品目を手動で出庫する。
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作業オーダーがリリースされたときに、その作業オーダーの最初の工程に対して自動的に出庫する。
再加工作業オーダーのプロセス・フロー図には、在庫内の欠陥組立品を製造現場で再加工し、完成品として仕上げて、欠陥修正後に在庫に戻す方法が示されています。
欠陥のあるコンポーネントの取外しおよび交換により、欠陥を修正できます。
資材トランザクションで再加工作業オーダーが有効化することは次のとおりです。
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マイナス数量を持つ品目を処理するために、資材マイナス出庫トランザクションをサポートします。
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マイナス数量を持つアドホック品目を資材トランザクションで処理できるようにします。
ノート: FBDI (.xlsm)テンプレートを使用すれば(標準および非標準作業オーダーのインポートと同様)、再加工作業オーダーをインポートできます。 再加工作業オーダーの追加シートは、組立品目、資材ロット、および資材シリアルを示すために使われます。
ノート: 再加工作業オーダーは、現在、ショップ型製造作業方法に対してのみ使用できます。