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作業定義に対する品目構成変更の同期化

この例では、標準製品のワークリスト通知のレビュー方法と生産プロセスの変更方法を示します。

このシナリオでは、Computer Service and Rentalsのアトランタの製造工場に、標準品目Vision Tabletを製造するための、2015年8月1日現在有効な作業定義があります。 コンプライアンス上の理由から、Vision Tabletで新しいコンポーネントSD20011を追加するための変更オーダーECO-2015-Tabs-204が開始され、2015年10月30日から有効です。 変更オーダーはすでに実装されるようにスケジュールされています。 別の品目構成変更は、2015年9月1日即時発効で、CM86324のコンポーネント数量は1から4に更新されました。

変更オーダーが発行されたコンポーネントと、その属性を下の表に示します。 表には、各コンポーネントおよび属性の元の値と、変更オーダー承認後の対応する更新された値も示します。

コンポーネント

属性

元の値

更新された値

CM86324

ATPチェック

いいえ

はい

CM86324

基準

変動

固定

CR40002

出荷対象

いいえ

はい

次の表では、このシナリオでの主要な考慮事項を要約しています。

考慮事項

この例の場合

このコンテキストの製造工場へのアクセス権を付与されています。

はい

製造ワークリスト通知を受信するために、作業定義の品目構成変更通知を受け取るための機能権限が付与されています。

はい

「製品情報管理」作業領域で品目構成変更を正常に完了しました。

はい

品目構成の作業定義が、このコンテキストの製造工場内にすでに存在します。

はい

予定済プログラム「作業定義に対する品目構成変更の処理」が、このコンテキストの製造工場で正常に完了しています。

はい

ワークリスト通知の品目構成変更をレビューした後、製造作業定義に、対応する変更を加えることを決定しました。

はい

実装された品目構成変更への応答として、製造エンジニアは以下のタスクを実行する必要があります。

  • ワークリスト通知をレビューして、影響を受ける作業定義を確認します。

  • 新しい作業定義バージョンを作成するか、既存の作業定義バージョンを編集することによって、作業定義を変更します。

ワークリスト通知のレビュー

2015年9月2日に正常に実行された「作業定義に対する品目構成変更の処理」予定済プログラムが、プロセスへの実行可能な変更を確認したものとします。 つまり、変更オーダー番号ECO-2015- Tabs-204による変更が、2015年9月1日に完了しています。
  1. 変更オーダーECO-2015-Tabs-204.10を介して変更が完了しています。変更オーダーの詳細であるECO-2015-Tabs-204.10が通知ヘッダーに表示されますが、詳細セクションでは、作業定義に手動のユーザー処理を必要とする新しく追加されたコンポーネントSD20011が取得されます。

  2. 2015年9月1日即時発行で完了した変更CM86324は通知で取得されません。 コンポーネントが単一の作業定義工程に割り当てられたため、スケジュール済プログラム「作業定義に対する品目構成変更の処理」は数量の変更を自動的に同期します。

作業定義への変更の実行

製造エンジニアは、Vision Tabletに対して変更オーダーECO-2015-Tabs-204を実装するための新しい作業定義バージョンを作成することにしました。 ユーザーは新しい工程を作成し、それにコンポーネントSD20011を必要に応じて工程リソースとともに割り当てることで、この変更をモデル化します。

製造エンジニアは、作業定義に必要な変更を加えるために、次のステップを実行します。

  1. 製造エンジニアは、「通知詳細」ページで「影響を受ける作業定義」リンクをクリックします。 「作業定義の管理」ページが、新しいブラウザ・セッションで開きます。

  2. 製造エンジニアは、以前問い合せた作業定義バージョンを編集のためにクリックします。

    各種工程品目の属性の一部と、変更オーダーによってそれらに割り当てられる値を下の表に示します。

    工程

    工程品目

    属性

    割当値

    10 (組立)

    CM86324

    ATPチェック

    該当なし

    10 (組立)

    CM86324

    基準

    固定

    10 (組立)

    CR40002

    出荷対象

    該当なし

    該当なし

    SD20011

    該当なし

    未割当

  3. 現在割り当てられているコンポーネントに対する属性変更には、ユーザー・アクションは必要ありません。 CM86324の「基準」および「数量」属性に対する更新は自動的に同期しますが、「ATPチェック」属性や「出荷対象」属性の変更も自動的に反映されます。これは、製造作業定義でこれらの変更が追跡されないためです。

  4. 新規に追加されたコンポーネントSD20011について、製造エンジニアは、発効日が2015年10月30日の新しい作業定義バージョン1.1を作成して、新しい工程Operation 25を追加します。 製造エンジニアはその後、工程の工程品目および工程リソースを割り当てます。

    変更オーダーに基づいて新しい作業定義が作成された後の、各種工程品目の属性の一部を下の表に示します。

    工程

    工程品目

    属性

    割当値

    10 (組立)

    CM86324

    数量

    4

    10 (組立)

    CM86324

    ATPチェック

    該当なし

    10 (組立)

    CM86324

    基準

    固定

    10 (組立)

    CR40002

    出荷対象

    該当なし

    25 (テスト)

    SD20011

    数量

    1

  5. 製造エンジニアは、「保存」「クローズ」をクリックします。