カスタム・サブジェクト領域のレポート・タイプの作成
管理者は、カスタム・サブジェクト領域のレポート・タイプを作成できます。 レポート・タイプは、レポートに使用できる属性を指定します。
レポート・タイプを作成する前に、まずアプリケーション・コンポーザでカスタム・サブジェクト領域を作成して公開する必要があります。 データはOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)から取得されるため、OTBIの用語が販売アプリケーションの用語にどのように変換されるかも理解しておくと役立ちます。 たとえば、「顧客組織拡張」フォルダには、アカウントに関する情報が含まれています。 顧客はSalesアプリケーションのアカウントです。
- 「簡易レポート」リスト・ページを開きます。 これを行うには、ブックマークされたURLを使用するか、ホーム・ページのアイコンをクリックするか、ナビゲータで選択します。
- 「レポート・タイプの管理」をクリックします。
- 「レポート・タイプの作成」をクリックします。
- 「カスタム・データセット」フィールドで、アプリケーション・コンポーザで事前に作成したカスタム・サブジェクト領域を選択します。
- 名前と説明(オプション)を入力します。
- 「作成」をクリックします。
- Oracleが提供するレポートの場合と同じ手順を使用して、フィールドをレポートに追加します。 レポート・タイプごとに少なくとも1列と最大10列を選択します:
- 「カラム」ペインでオブジェクトのフォルダを開きます。
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フィールドを追加するには、チェック・ボックスを選択します。
- 右ペインで属性のオプションを選択します:
- レポート可能: レポートに含めることができます。
- グループ: レポート内のデータをグループ化するために使用できます。
- デフォルト: 列がレポートに表示されます。 レポート・タイプには10列まで指定できます。
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追加した各カスタム属性の名前をドリルダウンして、表示プリファレンスを指定します:
- フォーマット: 日付、小数、通貨などのデータ表示形式。
- ユニット: ディスプレイ・ユニット。 たとえば、数値をそのまま表示するか、切り上げまたは切り捨てて表示できます。
- 集計: レポート内のデータの要約合計を計算する方法を指定します。 たとえば、異なるチーム・メンバーの商談数に関するレポートを作成する場合は、合計に対して「カウント」ではなく「個別件数」を選択します。 1つの商談チームに複数の営業担当を関連付けることができるため、二重カウントを回避できます。
- 保存します。