BIパブリッシャでの大きなXMLファイルの効率的な処理
BIパブリッシャで処理および書式設定された大きなXMLファイルが抽出によって生成される場合、抽出およびBIパブリッシャでサポートされているチャンク化オプションを使用して処理効率を向上し、失敗を最小限に抑えるかまたは回避できます。
次の手順では、BIパブリッシャの書式設定オプションを使用して抽出のチャンク化オプションを構成する方法を説明します。
前提条件: 構成を完了するにはBI管理者権限が必要です。
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「自分のクライアント・グループ」の下で、「クイック処理」で「詳細の表示」をクリックします。
にナビゲートします。 -
使用するプロセス構成グループを編集するか、新しいプロセス構成グループを作成し、パラメータ「大きなXML出力の分割および処理」を追加します。デフォルト値を「Y」に設定します。このプロセス構成グループは、抽出の実行、およびBIPでのチャンク化を使用した効率的なXMLファイルの処理に使用します。
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「データ交換」作業領域から「抽出定義」ページにナビゲートします。
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抽出定義を問い合せて、抽出にスレッドDBIが定義されていることを確認します。
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スレッド・データ・グループ内のレコードの1つで、このスレッドDBIも属性またはデータ要素の1つとして使用されていることを確認します。
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スレッドDBIの定義後に新しい提供オプションを作成し、BIPでの書式設定に使用されるBIテンプレートを添付します。スレッドDBIを構成する前に定義された既存の提供オプションでは、チャンク化オプション・サポートは使用しません。
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にナビゲートし、「データ・モデル」ノードの下に次のプロパティを設定します:
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「データのチャンク化の有効化」を「True」にします。
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「データ・チャンク・サイズ」を100MBにします。
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BIレポートを編集し、レポートの「レポート・プロパティ」ウィンドウから、「一般」タブの「チャンク化の有効化」プロパティを確認します。
前述のBI提供オプションが構成されたプロセス構成グループおよび抽出定義を使用して、BIPでチャンク化オプションを使用できるようになりました。生成された抽出XMLファイルに、チャンク化関連のXMLタグがあるのがわかります。また、BIPによって処理されたXMLチャンクは、BIPの「レポート・ジョブ履歴」ページで個別出力(暫定ファイル)として表示されます。