「割当て」コンポーネントによる配賦ルールの作成
この例は、「割当て」コンポーネントを使用して配賦ルールを作成する方法を示しています。
InFusion America Inc.の一般会計担当として、「割当て」コンポーネントを使用して配賦ルールを作成します。
ルールはコンポーネントにグループ化された計算で構成されます。配賦ルールを設計する場合は、コンポーネントに変数を追加します。変数は、変数に対して定義されている値を受け入れます。置換変数は、配賦ルールの設計時や生成時に代替値として使用されます。
「割当て」コンポーネントによる配賦ルールの作成
-
「ナビゲータ」をクリックします。
-
「一般会計」作業領域の「仕訳」リンクをクリックして、「仕訳」作業領域にアクセスします。
-
「配賦ルールの作成」リンクをクリックします。
-
エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント・システム・ワークスペースで、「ナビゲート」メニューをクリックします。
-
「管理」を選択してから、「Calculation Manager」を選択します。
-
「Calculation Manager」の「システム・ビュー」タブで、「Essbase」ツリーを展開します。
-
「VF_USA_Accounting_Flexfield」ツリー・ノードを展開します。
-
「db」ツリー項目を展開します。
-
「ルール」ツリー項目を右クリックします。
-
「新規」を選択します。
-
「新規ルール」ダイアログ・ボックスの「名前」フィールドにEMEA Overhead Distributionと入力します。
-
「OK」をクリックします。
ルール・パレットから「ルール・デザイナ」フロー・チャートにコンポーネントをドラッグして、ルールを設計します。コンポーネントはそれぞれ別個のタスクを実行します。ルールには、「視点」、「割当て」または「式」コンポーネントを追加できます。
「プロパティ」タブに、追加ルールの詳細を入力します。
-
「ルール・パレット」領域で、「視点」オブジェクトを「ルール・デザイナ」領域にドラッグします。
「ルール・デザイナ」作業領域に、ルールの開始コンポーネントと終了コンポーネントが表示されます。
-
「視点」タブにある、ディメンション値表の「元帳」フィールドをクリックします。
-
「元帳」フィールドの「アクション」ボタンをクリックします。
-
「メンバー」を選択します。
-
「メンバー・セレクタ」ダイアログ・ボックスで「レジャー」ツリーを展開し、すべてのレジャー・ツリー・ノードを展開します。
-
「Vision Operations (USA)」ツリー項目をクリックして「選択」をクリックし、項目を「選択」パネルに移動します。
-
「OK」をクリックします。
-
前述のステップを繰り返し、この表に示すように次のディメンション・フィールドを完了します。
フィールド
値
会社
"All Company Values","00"
補助科目
"All Sub-Account Values","0000"
製品
"All Product Values","[Product]@[000]"
通貨
"USD"
-
ルール・パレットから、「割当て」を「ルール・デザイナ」パネルにドラッグします。
-
割当てウィザードで、「AccountingPeriod」フィールドの「値」列内をクリックします。
-
「アクション」ボタンをクリックします。
-
「変数」を選択します。
-
「変数の選択」ダイアログ・ボックスの「カテゴリ」フィールドで「データベース」を選択します。
-
「Balancing_Segment_Value」フィールドをクリックして、「OK」をクリックします。
-
「次」をクリックします。
-
「会社」フィールドの「値の選択」列内をクリックします。
-
「アクション」ボタンをクリックします。
-
「メンバー」を選択します。
-
「メンバー・セレクタ」ダイアログ・ボックスで、会社ツリーを展開します。
-
「All Company Values」ツリー項目を展開します。
-
「00」ツリー項目をクリックします。
-
「選択」をクリックして、項目を「選択」パネルに移動します。
-
「次」をクリックします。
-
前述の手順を使用して、この表に示すようにディメンション・フィールドを完了します。
フィールド
値
処理
部門
"[Department]@[000]"
メンバー
勘定科目
勘定科目
メンバー
-
「保存」をクリックしてから「OK」をクリックします。