前払経費

前払経費とは、従業員が経費精算書に入力する前または後に、会社がベンダーまたは業者に直接支払う出張経費またはビジネス経費です。

これらの経費を経費精算書に入力すると、会社がこれらの経費を正確に配賦できます。

前払経費を有効にする方法

「経費精算書テンプレートの管理」ページから、経費タイプに対して前払経費を有効にできます。ある経費タイプについて前払経費を有効化した場合、その経費タイプを選択すると、「経費の作成」ページに「これは前払経費です」チェック・ボックスが表示されます。従業員は、このチェック・ボックスを選択することで、これらの経費タイプについて経費精算書に前払経費を入力できます。

ノート: 項目別のみの経費タイプに対しては、前払経費を有効にできません。

「経費払戻の処理」プロセスが実行されるとき、前払経費はPayablesに渡されず、従業員は前払経費の払戻を受けません。経費は前払であるため、前払経費の会計配分はPayablesに渡されません。会社は業者に対する当初支払に対して会計配分を適用したものと想定されます。

前払経費を使用可能にするには、次のステップを実行します。
  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目を使用します。

    1. オファリング: 財務

    2. 機能領域: 経費

    3. タスク: 経費精算書テンプレートの管理

  2. 「経費精算書テンプレートの管理」ページで、変更するテンプレートを選択します。

  3. 「経費精算書テンプレートの編集」ページで、前払経費を許可する経費タイプを検索して選択します。

  4. 「前払経費項目の許可」を選択します。

  5. 「保存」または「保存して閉じる」をクリックします。

  6. 前払経費を有効にする経費タイプごとに、ステップ3から5を繰り返します。

次の経費REST APIを使用して前払経費を作成することもできます:
  • 経費レコードの作成

  • 経費レコードの更新。

経費ペイロードでPrepaidFlagパラメータが'Y'に設定されている場合、経費は前払としてマークされます。