実地棚卸の概要

実地棚卸機能を使用して、資産台帳内の資産が物理的に存在し、かつビジネスで使用中であることを確認します。

会社の各資産の存在、事業所、従業員の割当ておよびユニット数を記録します。手動で、またはバーコード・スキャナを使用して、資産の実地棚卸詳細を記録できます。実地棚卸情報を記録した後、それを資産台帳内の情報と比較し、差異がある場合は突き合せます。

たとえば、コンピュータが資産台帳によると549号室に存在し、実際には346号室にある場合、次のいずれかを実行する必要があります。

  • レコードを、コンピュータの正しい場所が反映されるように変更します。

  • コンピュータを549号室に移動します。

会社のポリシーで資産の実地棚卸の記録が必要な場合は、資産を追加するときに「実地棚卸」チェック・ボックスを選択します。実地棚卸比較の対象になるのは、「実地棚卸」チェック・ボックスが選択された資産のみです。

実地棚卸の管理スプレッドシートを使用して、資産の物理検証時に収集した情報を実地棚卸インタフェース表にアップロードします。各エントリは「新規」ステータスになっており、一意の識別子を含んでいる必要があります。この識別子は次のいずれかになります。

  • 資産番号

  • 現品票番号

  • シリアル番号

次の資産属性を比較できます。

フィールド

ルール

事業所

必須

ユニット数

必須

従業員番号

オプション。入力した場合、比較されます。

従業員名

オプション。入力した場合、比較されます。

各資産の説明などの追加のオプション情報を含めると、比較する資産の追跡に役立ちます。