スキル・タイプ

スキル・センターに表示される必須スキルには2つのタイプがあります。

必須スキル

  • ロール・スキル - 現在のプライマリ・アサイメント・ジョブに関連付けられたジョブ・プロファイルの「スキル・センター」コンテンツ・セクションで指定されたスキル。ロール・スキルは、そのロールに必要なスキルを示します。
  • コア・スキル - プライマリ・アサイメント階層で任意のレベルの自分のマネージャによって割り当てられたスキル。コア・スキルは、複数のマネージャによって、チーム・スキル・センターの複数のオプション(ジョブ、直属の部下、組織など)を使用して割り当てられる場合があります。

コア・スキルおよびロール・スキルがプロファイルに自動的に追加され、スキル・センターには、必要なスキルとして、必須スキル・レベル(スキル・レベルが指定されている場合)とともに表示されます。スキルが自動的に追加される際は、次のようになります。

  • スキルがプロファイルにまだ存在しない場合、スキルは開発する必要があるスキルとして追加されます。さらに、スキル・レベルが指定されている場合は、そのレベルがプロファイルのスキルに対する要件として示されます。
    • 必須レベルが指定されており、スキルが現在プロファイルに表示されている場合は、次のいずれかになります。
      • 必須レベルより低いレベルで開発されている場合は、そのスキルの要件がまだ満たされていないため、未取得のスキルに切り替わります。
      • 必須レベル以上で開発されたスキルは、そのスキルの要件が満たされているため、そのままになります。
    • スキルに必須レベルの指定がなく、そのスキルが開発済スキルとしてプロファイルに存在する場合は、そのスキルの要件が満たされているため、そのままになります。
    • 同様に、スキルに必須レベルの指定がなく、そのスキルが開発中のスキルとしてプロファイルに存在する場合は、そのスキルの要件が満たされていないため、そのままになります。
必須スキルの状態 指定された必須スキル・レベル スキル・センターの必須スキル

スキルは開発済スキルとしてプロファイルにすでに存在

現在のスキル・レベルは必須レベル未満 開発中のスキルに変換
現在のスキル・レベルは必須レベル以上 変更なし
スキルは開発中のスキルとしてプロファイルにすでに存在 現在のスキル・レベルは必須レベル未満 変更なし
現在のスキル・レベルは必須レベル以上 開発済のスキルに変換
スキルはプロファイルに存在しない 開発中のスキルとして追加

スキルの要件は、複数のソースから、および(コア・スキルの場合は、場合により)複数のマネージャによって、プロファイルに提供されることがあります。これらの複数の提供は、次の方法で解決されます。

  • スキル要件の1つのバージョンのみがプロファイルに適用され、スキル・センターで使用できます。
  • スキルに指定されたすべてのロール・スキルおよびコア・スキルの要件の中で必要な最上位レベルがプロファイルに適用されます。
  • ある時点で、スキルが必須スキルでなくなった場合、そのスキルは現在の状態でプロファイルに残され、プロファイルでは単に必須スキルとして表示されなくなります。そのスキルはロール・スキルやコア・スキルではなくなります。

その他のスキル

システム生成の提示を受け入れるか、自分が保有するスキルまたは自主的に開発しているスキルを手動で入力することで、それらのスキルを追加できます。これらは必須スキルではないため、開発済スキルとして主張でき、確認のための証拠をいつでも累積できます。

異なるスキル・タイプとの相互作用

相互作用するスキルのタイプに応じて、様々なアクションが可能です。

  • プロファイルから必須(コア、ロールまたはその両方)のスキルを自発的に削除することはできません。ただし、スキルが必須スキルでない場合は、プロファイルから削除できます。
  • 開発している必須スキルを自己評価し、そのスキルに関する証拠を継続的に累積できます。必須レベルが指定されている場合、これらのスキルは、必須レベルを達成した場合にのみ、開発済スキルに切り替わります。それまでは、開発中のスキルのままになります。ただし、必須レベルが指定されていない場合、開発中のスキルは、自己評価されるか、他の証拠が累積され次第、開発済に切り替わります。ノート: 取得したスキルおよびスキル・レベルは、必須レベルを満たしているとみなされるため、検証は必要ありません。
  • 開発済の必須スキルで証拠が消失すると(たとえば、推薦が取り消されるなど)、次の場合に開発中のスキルに切り替わります。
    • 必須レベルで検証/確認が失われ、それによって達成レベルが必須レベル未満になった場合、または
    • どのレベルでも検証または確認されておらず、達成レベルが単純に必須レベル未満になっている場合。
  • 必須でないスキル、つまり、その他のスキルを開発している場合は、単に自己評価するか、レベルの証拠を累積することで、いつでもスキルを開発済として主張できます。