251 OWA_IMAGE
OWA_IMAGEパッケージは、ユーザーがイメージ上でクリックした座標にアクセスするためのインタフェースを提供します。
この章の内容は次のとおりです。
参照:
このパッケージの実装の詳細は、次のマニュアルを参照してください。
251.2 OWA_IMAGEタイプ
このデータ・タイプ(point)には座標のXおよびYの値が含まれていて、イメージ・マップ上でユーザーがクリックした座標を提供します。
次のように定義されます。
TYPE POINT IS TABLE OF VARCHAR2(32767) INDEX BY BINARY_INTEGER
251.3 OWA_IMAGE変数
このTYPE POINTのパッケージ変数(null_point)は、デフォルトのポイント・パラメータとして使用されます。 この変数のXおよびYフィールドはいずれもNULLです。
251.4 OWA_IMAGEの例
この例では、OWA_IMAGEの使用方法を示します。
CREATE OR REPLACE PROCEDURE process_image
(my_img in OWA_IMAGE.POINT)
AS
x integer := OWA_IMAGE.GET_X(my_img);
y integer := OWA_IMAGE.GET_Y(my_img);
BEGIN
/* process the coordinate */
END251.5 OWA_IMAGEサブプログラムの要約
この表は、OWA_IMAGEサブプログラムを示し、簡単に説明しています。
表251-1 OWA_IMAGEパッケージ・サブプログラム
| サブプログラム | 説明 |
|---|---|
|
pointタイプのX値を取得します。 |
|
|
pointタイプのY値を取得します。 |
251.5.1 GET_Xファンクション
このファンクションは、ユーザーがイメージ・マップ上でクリックするポイントのX座標を戻します。
構文
OWA_IMAGE.GET_X( p IN point) RETURN INTEGER; OWA_IMAGE.GET_X( p IN point) RETURN INTEGER PARALLEL_ENABLE DETERMINISTIC;
パラメータ
表251-2 GET_Xファンクションのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
ユーザーがクリックしたポイント。 |
戻り値
整数としてのX座標。