汎用アプリケーションを管理するためのOracle Grid Infrastructureのインストール
汎用アプリケーションまたは単一サーバー・ローリング・データベース・メンテナンスを管理するためのOracle Grid Infrastructureソフトウェアをインストールおよび構成するには、この手順を実行します。
ノート:
Oracle ASMフィルタ・ドライバ(ASMFD)は、Oracle Database 23ai以降、LinuxとOracle Solarisの両方でサポートが終了しました。カーネル5.14以降を実行しているLinuxシステム(Oracle Linux、RedHat Enterprise LinuxおよびSUSE Linux Enterprise Serverを含む)では、ASMFDフィルタリングは無効化されており、サポートされていません。同等の機能を提供するため、これらの環境に対してASMlib v3に移行することをお薦めします。詳細は、My Oracle Supportドキュメント2806979.1を参照してください。移行ステップは、Oracle RestartおよびOracle Grid Infrastructureで使用できます。Oracle Solarisでは、ASMFDはサポートされなくなりました。
注意:
インストールの完了後、Oracleソフトウェアがサーバーで動作している間は、/tmp/.oracleまたは/var/tmp/.oracleディレクトリ、またはそれらのディレクトにあるファイルを手動またはcronジョブの実行によって削除しないでください。これらのファイルを削除すると、Oracleソフトウェアが断続的に遅延する場合があります。Oracle Clusterwareのインストールが失敗し、次のエラーが表示されることがあります。
CRS-0184: CRSデーモンと通信できません。
Oracle Grid Infrastructureのインストールが完了した後、高可用性のためにOracle Databaseや他の汎用アプリケーションをクラスタ・ノード上にインストールできます。
単一サーバー・データベースのローリング・メンテナンスのために単一インスタンス・データベースの変換手順に従っている場合は、変換手順の次のステップに進むことができます。