汎用アプリケーションを管理するためのOracle Grid Infrastructureのインストール
汎用アプリケーションまたは単一サーバー・ローリング・データベース・メンテナンスを管理するためのOracle Grid Infrastructureソフトウェアをインストールおよび構成するには、この手順を実行します。
カーネル5.14以降を実行しているLinuxシステム(Oracle Linux、RedHat Enterprise LinuxおよびSUSE Linux Enterprise Serverを含む)では、ASMFDフィルタリングはすでに無効化されており、今後はサポートされなくなります。同等の機能を提供するため、これらの環境に対してASMlib v3に移行することをお薦めします。詳細は、My Oracle Supportノートのドキュメント2806979.1を参照してください。移行ステップを入手できます。Oracle Solarisでは、ASMFDは非推奨ですが、引き続き完全にサポートされています。正式なサポート終了通知が発行されるまで、ただちに必要な処置はありません。
注意:
インストールの完了後、Oracleソフトウェアがサーバーで動作している間は、/tmp/.oracle
または/var/tmp/.oracle
ディレクトリ、またはそれらのディレクトにあるファイルを手動またはcron
ジョブの実行によって削除しないでください。これらのファイルを削除すると、Oracleソフトウェアが断続的に遅延する場合があります。Oracle Clusterwareのインストールが失敗し、次のエラーが表示されることがあります。
CRS-0184: CRSデーモンと通信できません。
Oracle Grid Infrastructureのインストールが完了した後、高可用性のためにOracle Databaseや他の汎用アプリケーションをクラスタ・ノード上にインストールできます。
単一サーバー・データベースのローリング・メンテナンスのために単一インスタンス・データベースの変換手順に従っている場合は、変換手順の次のステップに進むことができます。