REMOVE
REMOVE
関数を使用すると、Data Guard Broker構成のメンバーを削除できます。
REMOVE
関数
DBMS_DG.REMOVE (
member_name IN VARCHAR2,
preserve_destination IN BOOLEAN DEFAULT FALSE,
severity OUT BINARY_INTEGER)
RETURN BINARY_INTEGER;
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
member_name |
回復するデータベースのDB_UNIQUE_NAME 初期化パラメータ値。
|
preserve_destination |
構成からメンバーを削除するときにlog_archive_dest 初期化パラメータの設定を保持するかクリアするかを示すブール値。値をTRUE にした場合は、パラメータ設定をクリアしないように指定されます。値をFALSE にした場合は、パラメータ設定をクリアするように指定されます。
|
severity |
この関数によって返されたステータスに関連付けられている重大度。重大度は、次のOracleエラー番号のいずれかになります。
|
使用上のノート
-
この関数では、2進整数が返されます。
- ブローカ構成に含まれるプライマリ・データベースの名前を指定すると、エラーが戻されます。
- この関数では、デフォルトで、指定されたメンバーへの参照すべてが、構成のメンバーごとにREDO転送初期化パラメータすべてから削除されます。これらの設定を保持するには、
preserve_destination
パラメータにTRUE
を指定します。 - この関数は、ファスト・スタート・フェイルオーバーが有効になっておりdatabase-nameでターゲット・スタンバイ・データベースの名前が指定されている場合はコールできません。
戻り値
エラー | 説明 |
---|---|
ORA-00000: 正常に完了しました。 |
このメンバーは正常に削除されました。 |
その他 |
Data Guard Brokerで構成からこのメンバーを削除できませんでした。戻り値で、この失敗の理由が示されます。 |