REMOVE_CONFIGURATION
REMOVE_CONFIGURATION
関数を使用すると、Data Guard Broker構成を削除できます。
REMOVE_CONFIGURATION
関数
DBMS_DG.REMOVE_CONFIGURATION (
preserve_destinations IN BOOLEAN DEFAULT FALSE,
severity OUT BINARY_INTEGER)
RETURN BINARY_INTEGER;
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
preserve_destination |
構成からメンバーを削除するときにlog_archive_dest 初期化パラメータの設定を保持するかクリアするかを示すブール値。値をTRUE にした場合は、パラメータ設定をクリアしないように指定されます。値をFALSE にした場合は、パラメータ設定をクリアするように指定されます。
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severity |
この関数によって返されたステータスに関連付けられている重大度。重大度は、次のOracleエラー番号のいずれかになります。
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使用上のノート
-
この関数では、2進整数が返されます。
- ブローカ構成を削除すると、その構成に関連付けられているすべてのメンバーの管理が無効化されます。
- この関数では、デフォルトで、プライマリ・データベースの
LOG_ARCHIVE_DEST
_n初期化パラメータ、および構成内のすべてのメンバーのLOG_ARCHIVE_CONFIG
初期化パラメータの、該当するブローカ設定が削除されます。これらの設定を保持するには、preserve_destinations
パラメータにtrue値を指定します。 - このコマンドでは、基礎となるOracle Data Guard構成の実際のプライマリまたはスタンバイ・データベース・インスタンス、データベース、遠隔同期インスタンス、データ・ファイル、制御ファイル、初期化パラメータ・ファイル、サーバー・パラメータ・ファイルまたはログ・ファイルは削除されず、影響を受けません。
- ファスト・スタート・フェイルオーバーが有効化されている場合は、その構成を削除できません。
戻り値
エラー | 説明 |
---|---|
ORA-00000: 正常に完了しました。 |
この構成は正常に削除されました。 |
その他 |
Data Guard Brokerでこの構成を削除できませんでした。戻り値で、この失敗の理由が示されます。 |