Oracle Fleet Patching and Provisioningサーバーのバックアップ

障害発生時にリストアしたり、別のハードウェアに再配置したりするためのOracle FPPサーバーのバックアップを作成します。

Oracle FPPサーバーは、常に完全バックアップを作成します。バックアップは、バックアップ時に指定した場所にzip形式で格納されます。

• 書込みアクセス権を持つ空のディレクトリへの絶対パスを指定します。
• バックアップを試行する前に、Oracle FPPサーバーで進行中の操作をすべて停止してください。そうしないと、バックアップが拒否されます。

1. Oracle FPPサーバーの完全バックアップを作成します。

   rhpctl backup server -path backup_path

   Oracle FPPサーバーは、タイムスタンプ付きのzipファイル(fppsBackup_timestamp.zip)を指定された場所に作成します。バックアップには、メタデータ・ダンプ・ファイル、ウォレット・ファイル、非組込みOracle FPPユーザーを含むテキスト・ファイル、各ゴールド・イメージのzipファイル、およびユーザー・アクション・ディレクトリのzipファイルが含まれています。

   ノート:

   不完全なイメージ、作業用コピーのスナップショットおよびチェックポイント・ファイルは、バックアップから除外されます。

• システム障害でバックアップが失われないように、バックアップを同じクラスタに格納しないでください。
• 別のサーバーに再配置するには、バックアップの作成後にOracle FPPサーバーを停止します。サーバーで新しい操作が実行されると、バックアップが古くなります。