ゴールド・イメージのコピーのプロビジョニング
フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバー、クライアント、およびrhpclient
のないターゲットにゴールド・イメージのコピーをプロビジョニングするには、RHPCTLを使用します。
ゴールド・イメージを作成およびインポートした後、フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバー、フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・クライアント、またはrhpclient
のないターゲットにゴールド・イメージのコピーを追加することで、ソフトウェアをプロビジョニングできます。その後、サーバーまたはクライアントでソフトウェア・プロビジョニング・コマンドを実行できます。
ノート:
-location
パラメータを使用して作業コピーをZipファイルとして追加し、すべてのOracle FPPクライアントおよびrhpclient
のないターゲットの指定した場所のローカル記憶域または共有記憶域で、そのzipファイルを使用可能にできます。イメージの転送を回避し、ローカル記憶域のzipファイルを解凍するには、-localmount
パラメータを指定する必要があります。
ノート:
-
-path
パラメータに指定するディレクトリは空であることが必要です。 -
システム・エラーまたはユーザー・エラーによって中断または失敗した場合には、プロビジョニング・コマンドを再実行できます。報告されたエラーを修正してからコマンドを再実行すると、失敗したところから再開します。
- プロビジョニングするソフトウェアのための記憶域オプション
フリート・パッチ適用およびプロビジョニングでゴールド・イメージの作業用コピーを格納する2つの記憶域オプションのいずれかを選択します。 - 別のユーザーのプロビジョニング
コマンドを実行しているユーザーとは異なるユーザーがソフトウェアをプロビジョニングできるようにするには、rhpctl add workingcopy
コマンドの-user
パラメータを使用します。 - フリート・パッチ適用およびプロビジョニングでのユーザー・グループ管理
移動操作またはアップグレード操作の一部としてゴールド・イメージの作業用コピーを作成すると、フリート・パッチ適用およびプロビジョニングにより、新しい作業用コピー内のオペレーティング・システムのグループがソースのソフトウェア・ホームのものと一致するように構成されます。
関連トピック
親トピック: ゴールド・イメージおよび作業用コピーの管理