3.10 GeoRasterオブジェクトの表示
GeoRasterデータを表示するには、次の方法があります。
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スタンドアロンのGeoRasterビューア・ツール(「GeoRasterツール: ローダー、ビューア、エクスポータ」に示すツールの1つ)を使用します。
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Oracle Spatial StudioまたはOracle Spatial Map Visualization Component (以前のMapViewer)およびそれに関連するMap Builderユーティリティを使用します。
GeoRasterのビューア・ツールでは、データベース・スキーマ(ユーザー)のGeoRasterオブジェクトの選択、GeoRasterオブジェクトの全体またはサブセットの問合せと表示、ズームイン、ズームアウト、スクロール、および他の基本操作を実行できます。マウス・ポインタの位置の点について、ピラミッド・レベル、セル座標およびモデル座標(オブジェクトが地理参照されている場合)が表示されます。個々のセル値を表示して、RGBフルカラー表示のために、マルチバンド・イメージまたはハイパースペクトル・イメージの複数のレイヤーを選択できます。表示の最前面にブロック境界を重ねて表示できます。ビューアでは、データおよびユーザーの要件に応じて、イントラネットまたはインターネット上でラスター・データをグレースケール、疑似カラーおよび24ビット・トゥルーカラーで表示できます。一部の基本的なGeoRasterメタデータも表示されます。
GeoRasterビューア・ツールでは、GeoRaster表またはビューのいずれか1つまたはリストとして定義された仮想モザイクを表示できます。
GeoRasterのビューア・ツールには、GeoRasterオブジェクトの表示機能を強化するためのイメージ処理演算子のセットが含まれます。これらの演算子は、特にGeoRasterオブジェクトのセル深度が8を超える場合や、浮動小数点数である場合に役立ちます。また、このツールでは、GeoRasterオブジェクトにビットマップ・マスクがある場合に、そのビットマップ・マスクを表示および適用できます。
GeoRasterのビューア・ツールには、GeoRasterローダーおよびエクスポータ・ツールをコールするためのメニュー・コマンドも含まれています。これにより、1つのツールを、すべてのGeoRasterツールの機能へのインタフェースとして使用できます。
ビジュアライゼーション・アプリケーションでは、GeoRasterオブジェクトのデフォルトのRGBAおよびデフォルトのピラミッド・レベルの指定を利用できます。SDO_GEOR.setDefaultColorLayerまたはSDO_GEOR.setDefaultRed、SDO_GEOR.setDefaultGreen、SDO_GEOR.setDefaultBlueおよびSDO_GEOR.setDefaultAlphaをコールすることで、デフォルトの赤、緑、青およびアルファ・チャネルとしてマルチバンド・イメージの異なるバンドを設定できます。大きなイメージの場合、SDO_GEOR.setDefaultPyramidLevelをコールして、アプリケーションの初期表示用のイメージに最適な解像度(ピラミッド)レベルを設定できます。たとえば、イメージ全体の完全な概要を取得するには、デフォルトのピラミッド・レベルとして最高のピラミッド・レベルを設定するのが最適です。
親トピック: GeoRasterのデータベース作成および管理