gridSetup.sh -switchGridhome
gridSetup.sh -switchGridHome
コマンドは、アクティブなOracle Grid Infrastructureホームを、構成済ホームからこのコマンドの実行元である現在のホームに変更します。
構文
gridSetup.sh -switchGridHome [-zeroDowntimeGIPatching [-skipDriverUpdate]]
[-rollback -oldHome old_GI_Home [-clusterNodes list_of_nodes]]
[-executePrereqs] [-drainTimeoutInSeconds number_of_seconds] [-resume]
パラメータ
表A-5 gridSetup.sh -switchGridHomeコマンドのパラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-zeroDowntimeGIPatching |
いいえ |
データベースおよびサービスを停止せずに、アクティブなOracle Grid Infrastructureホームを現在のホームに切り替えます。 |
-skipDriverUpdate |
いいえ |
このオプションは、Oracle ACFSやOracle ASMFDなどのオペレーティング・システム・ドライバの更新をスキップする場合に指定します。 ノート: インストールするパッチにオペレーティング・システム・ドライバの更新が含まれている場合は、サーバーの再起動を回避するために |
-rollback {-oldHome old_GI_Home | -clusterNodes list_of_nodes} |
いいえ |
パッチ適用操作が失敗した場合は、前のOracle Grid Infrastructureホームに切り替えます。このオプションを使用する場合は、古いGrid Infrastructureホームと、ロールバック操作を実行するクラスタ・ノードのリストを指定します。 |
-executePrereqs |
いいえ |
前提条件チェックを実行して、インストールまたは構成プロセスに進む前に、必要なすべての条件および要件が満たされていることを確認します。 |
-drainTimeoutInSeconds number_of_seconds |
いいえ |
現在のノード上のデータベース・インスタンスを停止する前に、データベース・サービスを排出します。排出タイムアウト値(秒)を指定します。 |
-resume |
いいえ |
保留中のジョブと失敗したジョブを実行する操作を再開します。 |
-help |
いいえ |
|
使用上の注意
-zeroDowntimeGIPatching
オプションと-rollback
オプションを一緒に使用することはできません。
例
gridSetup.sh -switchGridHome -zeroDowntimeGIPatching -skipDriverUpdate -drainTimeoutInSeconds 60