6.4 Oracle Connection Managerの起動

Oracle Connection Managerがインストールされている場合は、次の手順に従ってOracle Connection Managerを起動します。

  1. 次のコマンドを使用して、Oracle Connection Manager Controlユーティリティ(CMCTL)を起動します。

    
    cmctl
    CMCTL> ADMINISTER [instance_name]
    

    前述のコマンドで、instance_nameは管理対象のOracle Connection Managerの名前です。cman.oraファイルを表示して、その名前を確認できます。デフォルトでは、このファイルはOracle Connection ManagerのコンピュータのORACLE_BASE_HOME/network/adminディレクトリにあります。

    Oracle Connection Managerは、インスタンス名を示すステータス・メッセージを表示し、まだインスタンスが起動していないことを知らせます。

    ノート:

    引数にインスタンス名を設定しない場合は、Oracle Connection Managerに完全修飾ホスト名を設定します。これはデフォルトです。ADMINISTERコマンドを発行すると、CMCTLにより次のようにインスタンス名が表示されます。

    CMAN_fully_qualified_host_name
  2. 次のコマンドを使用して、管理対象として選択したOracle Connection Managerを起動します。

    cmctl> STARTUP
    

    インスタンスが起動したことがOracle Connection Managerで確認され、インスタンスのステータスが表示されます。

  3. 次のコマンドを使用して、Oracle Connection Manager Controlユーティリティを終了します。

    cmctl> EXIT

Microsoft Windowsでは、次のような方法で、「コントロール パネル」を介してOracle Connection Managerを起動できます。

  1. 「コントロールパネル」の「サービス」を選択します。

  2. OracleHOME_NAMECMan」サービスを選択し、「Start」をクリックします。

  3. 「サービス」ウィンドウの「閉じる」をクリックします。