5 Oracle Netアーキテクチャの理解
Oracle NetリスナーはOracle Net Foundationレイヤーの最上位に位置するアプリケーションです。データベースは、クライアント・アプリケーションからの初期接続を、リスナーを通じて受け取ります。
リスナーは、クライアント要求を受け取ってOracle Databaseサーバーに渡します。クライアントがデータベースとのネットワーク・セッションを要求するたびに、リスナーは初期要求を受信します。
次の図では、初期接続の間のクライアント上とデータベース・サーバー上にある様々なレイヤーを示します。図に示すように、リスナーはサーバー側のネットワーク・スタックの最上位レイヤーにあります。
- サービス登録について
- リスナーおよび接続要求について
- Oracle Restartについて
- ブロックされた接続要求について
- データベース・サーバー・プロセス・アーキテクチャの理解
- Oracle Connection Managerのアーキテクチャの理解
- 完全なアーキテクチャ
- CMANトンネルを使用した逆接続
Oracle Database 21c以降では、セキュアなトンネルを使用して、アウトバウンド接続のみをサポートするネットワーク内にあるOracle Databaseインスタンスに接続できます。
親トピック: Oracle Net Servicesの理解