16.4 機能のドキュメント(WFS)

機能のドキュメントは、GetCapabilitiesリクエストに対するレスポンスとしてWFSサーバーで生成されます。パブリッシュされているフィーチャ・タイプ(道路、河川など)およびサポートされる操作(挿入、削除など)を示します。

WFSサーバーでは機能テンプレートを使用します。フィーチャ・タイプおよび操作に関する情報がこのテンプレートに追加されて、機能のドキュメントが作成されます。

クライアントはHTTP GET/KVPプロトコルを使用して、次の機能のドキュメントにアクセスします。

http://<hostname:port>/oraclespatial/wfs/<data source name>/?request=GetCapabilities&service=WFS

前述の形式の説明:

  • hostnameは、アプリケーション・サーバーが実行されているシステムのホスト名です。

  • portは、アプリケーション・サーバーが実行されているポートの番号です。

  • oraclespatialは、SpatialのWebサービス・アプリケーションがマウントされるデフォルト・ルートです。

  • data source nameは、空間データにアクセスするためにアプリケーション・サーバーで構成されたデータ・ソースです。WLSインスタンスでは複数のデータ・ソースを構成することが可能で、WFSは専用のURLを使用して各データ・ソースのデータを公開できます。