12 住所データのジオコーディング
ジオコーディングとは、住所を空間位置(経度と緯度の座標)に関連付ける処理のことです。
ノート:
Oracle管理対象サービスにアクセスするSQLを使用したジオコーディングは、Oracle Autonomous Databaseで使用できます。詳細は、SDO_GCDR.ELOC_GEOCODEおよびSDO_GCDR.ELOC_GEOCODE_AS_GEOMを参照してください。- ジオコーディングの概念
このトピックでは、Spatialのジオコーディング機能を使用する前に理解しておく必要がある概念について説明します。 - ジオコーディングのデータ型
このトピックでは、ジオコーディングのファンクションおよびプロシージャ固有のデータ型について説明します。 - ジオコーディング機能の使用
Oracle Spatialのジオコーディング機能を使用するには、ジオコーディングのベンダーから提供されるデータを使用する必要があり、また、そのデータは、Oracle Spatialのジオコーディング機能でサポートされる形式である必要があります。 - 場所名からのジオコーディング
場所の名前(対象点)はわかっていても、その位置の詳細情報がわからない場合は、入力パラメータのplacename
およびcountry
からSDO_GEO_ADDRオブジェクトを作成するPL/SQLファンクションを作成できます。 - ジオコーディングのデータ構造
Oracleでは、ジオコーディングに次の表が使用されます。 - プロファイル表のインストール
通常、Oracle Geocoderプロファイル表は、データ・プロバイダから提供されます。 - ジオコーディング・サービス(XML API)の使用
SQL APIの他に、Oracle Spatialではジオコーディング・サービスのXML APIも提供され、これを使用して住所をジオコードできます。
親トピック: 空間Webサービス