自動SQLチューニング結果の表示

自動ワークロード・リポジトリ(AWR)内のデータを分析することにより、データベースでルーチン・メンテナンス・タスクが識別されます。自動化メンテナンス・タスクのインフラストラクチャ(AutoTaskと呼ばれる)により、これらのタスクがメンテナンス・ウィンドウで実行されるようにスケジュールされます。

メンテナンス・ウィンドウは、MAINTENANCE_WINDOW_GROUPというウィンドウ・グループに属するOracle Schedulerの時間間隔です。デフォルトでは、1つのウィンドウが週の各曜日にスケジュールされます。これらのメンテナンス・ウィンドウの属性(開始と終了の時間、頻度および曜日を含む)をカスタマイズできます。

デフォルトでは、AutoTaskによって、すべてのメンテナンス・ウィンドウで次の自動化メンテナンス・タスクが実行されます。

  • オプティマイザ統計の収集

  • セグメント・アドバイザ

  • SQLチューニング・アドバイザ

監視された高負荷SQL文におけるSQLチューニング・アドバイザの自動実行の結果を表示できます。

自動SQLチューニング結果を表示するには:

  1. 「データベース・ホーム」ページにアクセスします。

    詳細は、データベースのホームページのアクセスを参照してください。

  2. 「パフォーマンス」ページから、「アドバイザ・ホーム」を選択します。

    「データベース・ログイン」ページが表示されたら、管理者権限のあるユーザーとしてログインします。「アドバイザ・セントラル」ページが表示されます。

  3. 「アドバイザ」で、「SQLアドバイザ」をクリックします。

    「SQLアドバイザ」ページが表示されます。

  4. 「SQLチューニング・アドバイザ」で、「自動SQLチューニングの結果」をクリックします。

    「自動SQLチューニング結果のサマリー」ページが表示されます。

    ページの上部半分には、SQLチューニング・タスクのステータスおよびアクティビティのサマリーのセクションがあります。

  5. 「時間間隔」リストで「すべて」を選択して、「実行」をクリックします。

    「全体タスク統計」セクションと「プロファイル影響統計」セクションがリフレッシュされます。

  6. オプションで、「タスク・ステータス」セクションで「構成」をクリックし、自動SQLチューニング・タスクの属性を変更します。

    「自動化メンテナンス・タスク構成」ページが表示されます。

    このページで、自動SQLチューニング・タスクを有効または無効にでき、実行日を指定できます。「適用」または「元に戻す」をクリックして前のページに戻ります。

  7. 「タスク・アクティビティ・サマリー」セクションで、「時間間隔」に対して「すべて」が選択されたままにして、「レポートの表示」をクリックします。

    「自動SQLチューニング結果の詳細」ページが表示されます。

    このページには、SQLチューニングの候補としてデータベースにより自動的に選択されたSQL文がリストされます。

  8. 「推奨」で、SQL文を選択して「推奨の表示」をクリックします。

    「SQL IDの推奨」ページが表示されます。

    このページには、SQLプロファイルおよび索引に対する推奨事項を含めることができます。

    参照:

    SQLチューニング・アドバイザにより作成された推奨事項の実装方法を学習するには、SQLチューニング・アドバイザを使用したSQLの手動チューニングを参照してください。