4.11 SDO_TOPO_MAP.CREATE_EDGE_INDEX
構文
SDO_TOPO_MAP.CREATE_EDGE_INDEX( topo_map IN VARCHAR2);
説明
TopoMapオブジェクトに関連付けられたキャッシュ内で、エッジの内部Rツリー索引を作成します(すでに存在する場合は、再作成します)。
パラメータ
- topo_map
-
TopoMapオブジェクトの名前を指定します。(TopoMapオブジェクトの詳細は、「TopoMapオブジェクト」を参照してください。)
使用上のノート
メモリー内Rツリー索引が、指定したTopoMapオブジェクトのエッジおよびフェイスに作成されるようにSpatialを設定できます。これらの索引では、メモリー・リソースがいくらか消費され、索引の作成に時間がかかりますが、セッションで多くの位相要素を編集する場合は、これらの索引によってパフォーマンスが大幅に向上します。また、読取り専用のTopoMapオブジェクトを使用する問合せのパフォーマンスも向上します。TopoMapオブジェクトが更新可能であり、多くの編集操作を実行している場合は、索引を定期的に再作成することをお薦めします。ただし、TopoMapオブジェクトが更新されない場合は、読取り専用のTopoMapオブジェクトのロード時またはロード後、あるいはSDO_TOPO_MAP.COMMIT_TOPO_MAPプロシージャのコール後に、索引を作成してください。
TopoMapオブジェクトに関連付けられたキャッシュ内で、フェイスの内部Rツリー索引を作成する(すでに存在する場合は、再作成する)SDO_TOPO_MAP.CREATE_FACE_INDEXプロシージャと比較してください。
このプロシージャの動作は、クライアント側のJava APIに含まれるTopoMap
クラス(「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」を参照)のcreateEdgeIndex
メソッドを使用する場合と同じです。
例
次の例では、CITY_DATA
という名前のトポロジに関連するCITY_DATA_TOPOMAP
という名前のTopoMapオブジェクトに関連付けられたキャッシュ内で、エッジの内部Rツリー索引を作成します(すでに存在する場合は、再作成します)。(この例では、「トポロジ・データから作成したトポロジ」の定義およびデータを参照しています。)
CALL SDO_TOPO_MAP.CREATE_EDGE_INDEX('CITY_DATA_TOPOMAP');
親トピック: SDO_TOPO_MAPパッケージ・サブプログラム