4.10 SDO_TOPO_MAP.COMMIT_TOPO_MAP

構文

SDO_TOPO_MAP.COMMIT_TOPO_MAP;

説明

トポロジを更新して現行の更新可能なTopoMapオブジェクトに対して行われた変更を反映し、すべての変更をデータベースにコミットして、TopoMapオブジェクトを読取り専用にします。

パラメータ

なし。

使用上のノート

このプロシージャは、トポロジに対する一連の編集が終了した後で、すべての変更をデータベースにコミットする場合に使用します。コミット操作の完了後に、TopoMapオブジェクトを編集することはできません。完了後にトポロジを編集するには、(SDO_TOPO_MAP.CLEAR_TOPO_MAPプロシージャを使用して)キャッシュをクリアするか、または(SDO_TOPO_MAP.CREATE_TOPO_MAPプロシージャを使用して)新しいTopoMapオブジェクトを作成してから、(SDO_TOPO_MAP.LOAD_TOPO_MAPファンクションまたはプロシージャを使用して)トポロジを更新用にTopoMapオブジェクトにロードする必要があります。

このプロシージャは、TopoMapオブジェクトを編集可能なままにして、コミット操作を実行しない(したがってデータベース・トランザクションを終了しない)SDO_TOPO_MAP.UPDATE_TOPO_MAPプロシージャとは対照的です。

TopoMapオブジェクトのすべての変更をロールバックするには、SDO_TOPO_MAP.ROLLBACK_TOPO_MAPプロシージャを使用します。

インメモリー・キャッシュを使用して位相要素を編集する方法の詳細は、「トポロジ・データを編集する方法」を参照してください。

このプロシージャの動作は、クライアント側のJava APIに含まれるTopoMapクラス(「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」を参照)のcommitDBメソッドを使用する場合と同じです。

次の例では、現行の更新可能なTopoMapオブジェクトに対するすべての変更をデータベースにコミットして、TopoMapオブジェクトに追加の編集が行われないようにします。

EXECUTE SDO_TOPO_MAP.COMMIT_TOPO_MAP;