4.46 SDO_TOPO_MAP.ROLLBACK_TOPO_MAP

構文

SDO_TOPO_MAP.ROLLBACK_TOPO_MAP;

説明

現行の更新可能なTopoMapオブジェクトを使用して行われた、データベースに対するすべての変更をロールバックします。また、オブジェクトでの変更を廃棄し、オブジェクトのキャッシュ構造をクリアして、オブジェクトを読取り専用に設定します。

パラメータ

なし。

使用上のノート

このプロシージャは、トポロジの一連の編集が終了した後で、データベースに対するすべての変更およびキャッシュ内のすべての変更を廃棄する(コミットしない)場合に使用します。ロールバック操作の完了後に、TopoMapオブジェクトを編集することはできません。完了後にトポロジを編集するには、SDO_TOPO_MAP.LOAD_TOPO_MAPファンクションまたはプロシージャを使用して更新用に同じTopoMapオブジェクトにトポロジをロードするか、またはSDO_TOPO_MAP.CREATE_TOPO_MAPプロシージャを使用して新しいTopoMapオブジェクトを作成し、更新用にそのTopoMapオブジェクトにトポロジをロードします。

TopoMapオブジェクトのすべての変更をコミットするには、SDO_TOPO_MAP.COMMIT_TOPO_MAPプロシージャを使用します。

インメモリー・キャッシュを使用して位相要素を編集する方法の詳細は、「トポロジ・データを編集する方法」を参照してください。

このプロシージャの動作は、クライアント側のJava APIに含まれるTopoMapクラス(「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」を参照)のrollbackDBメソッドを使用する場合と同じです。

次の例では、現行の更新可能なTopoMapオブジェクトに関連付けられたすべての変更をデータベースからロールバックします。

EXECUTE SDO_TOPO_MAP.ROLLBACK_TOPO_MAP;