4.12 SDO_TOPO_MAP.CREATE_FACE_INDEX

構文

SDO_TOPO_MAP.CREATE_FACE_INDEX(     
  topo_map  IN VARCHAR2);

説明

TopoMapオブジェクトに関連付けられたキャッシュ内で、フェイスの内部Rツリー索引を作成します(すでに存在する場合は、再作成します)。

パラメータ

topo_map

TopoMapオブジェクトの名前を指定します。(TopoMapオブジェクトの詳細は、「TopoMapオブジェクト」を参照してください。)

使用上のノート

メモリー内Rツリー索引が、指定したTopoMapオブジェクトのエッジおよびフェイスに作成されるようにSpatialを設定できます。これらの索引では、メモリー・リソースがいくらか消費され、索引の作成に時間がかかりますが、セッションで多くの位相要素を編集する場合は、これらの索引によってパフォーマンスが大幅に向上します。また、読取り専用のTopoMapオブジェクトを使用する問合せのパフォーマンスも向上します。TopoMapオブジェクトが更新可能であり、多くの編集操作を実行している場合は、索引を定期的に再作成することをお薦めします。ただし、TopoMapオブジェクトが更新されない場合は、読取り専用のTopoMapオブジェクトのロード時またはロード後、あるいはSDO_TOPO_MAP.COMMIT_TOPO_MAPプロシージャのコール後に、索引を作成してください。

TopoMapオブジェクトに関連付けられたキャッシュ内で、エッジの内部Rツリー索引を作成する(すでに存在する場合は、再作成する)SDO_TOPO_MAP.CREATE_EDGE_INDEXプロシージャと比較してください。

このプロシージャの動作は、クライアント側のJava APIに含まれるTopoMapクラス(「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」を参照)のcreateFaceIndexメソッドを使用する場合と同じです。

次の例では、CITY_DATAという名前のトポロジに関連するCITY_DATA_TOPOMAPという名前のTopoMapオブジェクトに関連付けられたキャッシュ内で、フェイスの内部Rツリー索引を作成します(すでに存在する場合は、再作成します)。(この例では、「トポロジ・データから作成したトポロジ」の定義およびデータを参照しています。)

CALL SDO_TOPO_MAP.CREATE_FACE_INDEX('CITY_DATA_TOPOMAP');