5 Oracle Database Gateway for WebSphere MQのインストール
次のトピックでは、Oracle Database Gateway for WebSphere MQのEnterprise Editionのインストールについて説明します。
5.1 インストール
この表では、インストール・プロセスを順を追って説明します。
表5-1に、インストール・プロセスの流れを示します。 それぞれの画面で、「対応」列で説明する処理を実行してください。
表5-1 Oracle Database Gateway for WebSphere MQのインストール
Oracle Universal Installerの画面 | レスポンス |
---|---|
ようこそ |
「次へ」をクリックします。 |
ファイルの場所 |
画面の「ソース」セクションでは、Oracle Database Gateway for WebSphere MQのインストールの際にOracle Universal Installerが使用するソースの場所を指定します。 「パス」フィールドのデフォルト設定は、Oracle Database Gateway for WebSphere MQのインストール・メディアのOracle Universal Installerファイルに指定されているため、このフィールドのファイルの指定を編集する必要はありません。 「ファイルの場所」画面の「インストール先」セクション内の「パス」フィールドで、インストール先を指定します。 「パス」フィールドのパス指定を編集する必要はありません。 このフィールドのデフォルト設定は、 |
使用可能な製品 |
Oracle Database 12.2を選択し、「次」をクリックして続行します。 Oracle Universal Installerに「インストール・タイプ」画面が表示されます。 |
インストール・タイプ |
「カスタム」を選択し、「次へ」をクリックして続行します。 Oracle Universal Installerに「使用可能な製品コンポーネント」画面が表示されます。 |
使用可能な製品コンポーネント |
チェックボックスを使用して、インストールする製品コンポーネントを指定します。 デフォルトでは、使用可能なすべてのコンポーネントが選択されています。 チェック・ボックスをクリックして、不要なコンポーネントの選択を解除する必要があります。 「次」をクリックして続行すると、Oracle Universal Installerによって「WebSphere MQ Queue Managerがインストールされていますか。」の場所画面が表示されます。 |
WebSphere MQキュー・マネージャのインストール場所を指定してください。 |
MQMをゲートウェイと同一システムで実行する場合は「ローカル」を選択し、MQMをゲートウェイとは別のシステムで実行する場合は「リモート」を選択します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
ローカルWebSphere MQキュー・マネージャ名 |
「WebSphere MQ Queue Managerがインストールされていますか。」の場所画面でMQMのローカルを選択すると、「ローカルWebSphere MQキュー・マネージャ名」画面が表示されます。 ローカルのWebSphere MQキュー・マネージャ名を「キュー・マネージャ」フィールドに入力します。 次へをクリックして続行すると、Oracle Universal Installerにサマリー画面が表示されます。 |
リモートWebSphere MQキュー・マネージャ名 |
ローカルWebSphere MQキュー・マネージャ名画面で、使用するMQMに「リモート」を選択した場合、リモートWebSphere MQキュー・マネージャ名画面が表示されます。 「キュー・マネージャ」フィールドにリモートWebSphere MQキュー・マネージャの名前を入力し、チャネル・フィールドにWebSphere MQチャネル名も入力します。 サーバー接続チャネルの詳細は、WebSphere MQクライアントに関するIBMの発行物を参照するか、WebSphere MQシステム管理者に問い合せて、ゲートウェイを接続するキュー・マネージャのチャネル定義を確認してください。 次に定義構文を示します。 CHANNEL_NAME/PROTOCOL/ ここで、 ポート番号を指定しない場合、WebSphere MQは たとえば: 「次」をクリックして続行します。 Oracle Universal Installerに「サマリー」画面が表示されます。 |
Oracle Universal Installerのサマリー |
この画面では、オプションのツリー・リストおよびこのインストールのコンポーネントを確認できます。 「インストール」をクリックしてインストール・ステータス画面を表示します。 |
インストール・ステータス |
インストール・ステータス画面には、インストールの進行状況およびこのインストール・セッションのOracle Universal Installerログ・ファイルの場所が表示されます。 Oracle Universal Installerがソフトウェアのインストールを処理するまで待機します。 使用するシステムのCPU、CD-ROMドライブおよびハードウェア・ドライブによって、インストール処理の完了に時間がかかる場合があります。 |
インストールの終了 |
これは、インストールを処理するOracle Universal Installerの最後の画面です。 インストールが成功したとみなし、「終了」をクリックしてインストーラを終了します。 |