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チャネル営業のディール登録の設定

ディール登録は、パートナが商談に対する排他的権利をチャネル組織に要求するプロセスです。 チャネル組織に潜在的な商談について通知し、その商談に対する優先権を獲得する手段をパートナに提供します。

パートナは、チャネル組織のアプリケーションへのアクセスを使用してディールを登録できます。 これらのディールは、承認のために指定されたチャネル・アカウント・マネージャに送られます。 それを受けたチャネル・アカウント・マネージャは、ディール登録要求を拒否することも、パートナに差し戻して追加情報または理由を求めることもできます。 チャネル・アカウント・マネージャは、ディールを承認する前に商談の重複をチェックして、チャネルの競合を回避できます。 ディール登録が承認されると、商談が自動的に作成されてパイプライン内での進展が追跡されます。

ノート: 事前構成済のディール登録フローを使用する場合に実行する必要があるタスクは、承認者の名前をデフォルトの承認者のプロファイル・オプション(MKL_DEFAULT_DEAL_REGISTRATION_APPROVER)に追加することのみです。

ディール登録には事前構成済のワークフローが含まれていますが、チャネル営業環境にあわせてディール登録を最適化するために、アプリケーション・コンポーザおよびページ・コンポーザを使用して、該当するロールの関連フィールドおよびページを変更できます。

また、アクティビティ管理ページは直接販売に合せて最適化されています。 ディール登録プログラムを持つ間接営業のディール登録属性が表示されるように、アクティビティ・ページを変更できます。

ノート: これらのタスクを実行するには、営業管理者、アプリケーション実装コンサルタントなど、管理権限を持つユーザーとしてサインインする必要があります。 アプリケーションの変更の詳細および手順は、『Oracle Applications Cloudアプリケーション・コンポーザによるアプリケーションの構成』ガイドを参照してください。

事前構成済ディール登録フロー

事前構成済ディール登録プロセス・フローは、次のステップをたどります。

  1. 割当により、チーム・メンバーおよび潜在的な承認者がディール・チームに追加されます。

    デフォルトでは、ディール登録の割当ルールは含まれません。

  2. 承認者が識別されない場合、または承認者をチームで識別できない場合は、ディール登録はデフォルトの承認者に送られます。 また、デフォルトの承認者は、MKL_DEFAULT_DEAL_REGISTRATION_APPROVERプロファイル・オプションでも識別されます。

  3. ディール・オブジェクトが取得され、ヒューマン・タスクに送信されます。

  4. ヒューマン・タスクは、ルールを使用して、ディールの承認者を特定し、通知を送信します。

  5. その後、承認者はディールを承認、却下または差し戻します。

  6. ディールが承認されると、MKL_DEAL_TO_OPTY_MAPPING_NAMEコピー・マップ・プロファイル・オプションに基づいて、商談に変換されます。

事前構成済ディール登録ワークフローの設定

営業管理者およびアプリケーション実装コンサルタントは、次のタスクを実行して、事前構成済ディール登録ワークフローを設定する必要があります。

  1. 事前構成済ディール登録の職務ロールを適切なリソースに割り当てます。

  2. 割当ルールを構成します。

  3. 事前構成済承認者プロファイル・オプションを適切なディール登録承認者に割り当てます。

次の表に、プロファイル・オプション名およびコード、ディール登録に必要な各プロファイル・オプションの説明および事前構成値を示します。

プロファイル・オプション名およびコード

説明

事前構成済の値

ディール登録割当モード

MKL_DEAL_DEFAULT_ASGN_MODE

このプロファイル・オプションにより、デフォルトの割当モードが、ルールベース、テリトリベース、または両方のいずれに決まります。

ルールベースの割当のみ/ORA_RBA

ディール登録のリソース営業チームのアクセス・レベルのデフォルト

MKL_DEAL_DEFAULT_SALES_TEAM_ACCESS_LEVEL

このプロファイル・オプションにより、ディール登録チームに追加されたリソースに付与されるデフォルトのアクセス・レベルが決まります。 後で、ディールへのフル・アクセス権を持つ個人によって変更できます。

次の値は、ディール登録チームに追加されたリソースのアクセス・レベルを表します。

  • 100 - 表示専用アクセス

  • 200 - 編集アクセス

  • 300 - フル・アクセス

200

ルールベースのディール割当の割当ルール

MKL_DEAL_RBA_RULESETGROUP

これは、ルールベースのディール割当で使用するプロファイル・オプションです。

NULL

ディール登録問合せのデフォルトの日数

MKL_DEAL_SEARCH_LAST_UPDATED_RANGE_DEFAULT

このプロファイル・オプションにより、ディール登録の検索UIの「最終更新日」検索フィールドの開始日および終了日が決まります。

90

テリトリベースのディール割当の割当ルール

MKL_DEAL_TBA_RULESETGROUP

これは、テリトリベースのディール割当で使用するプロファイル・オプションです。

NULL

ディール登録と商談のマッピング

MKL_DEAL_TO_OPTY_MAPPING_NAME

このプロファイル・オプションは、ディールを商談に変換するのに使用されるコピー・マップの名前です。

ディール登録の商談マップへのコピー

デフォルトのディール登録承認ビジネス・プロセスの使用

MKL_DEAL_USE_DEFAULT_APPROVAL_PROC

このプロファイル・オプションにより、事前構成済ディール登録ビジネス・プロセス・フロー、MklDealsApprovalProcessを使用するかどうかが決まります。 変更されたビジネス・プロセス・フローを使用する場合のみ、「いいえ」に設定します。

はい

ディール登録のデフォルトの承認者

MKL_DEFAULT_DEAL_REGISTRATION_APPROVER

このプロファイル・オプションには、ヒューマン・タスク・ルールで承認者が識別されない場合にデフォルトの承認者として使用するユーザーのユーザー名が格納されます。

NULL

デフォルトの企業通貨

ZCA_COMMON_CORPORATE_CURRENCY

このプロファイル・オプションにより、組織で使用する通貨のタイプを制御します。

USD

デフォルトの換算レート・タイプ

ZCA_COMMON_RATE_TYPE

このプロファイル・オプションにより、組織で使用する換算レート・タイプが決まります。

企業

パートナSOAPサービスのすべてのパートナ担当者使用可能

ZPM_ENABLE_ALL_PARTNER_CONTACTS_IN_SOAP

このプロファイル・オプションは、すべてのパートナ担当者または優先担当者のみのどちらがSOAP Webサービスによってパートナに返されるかを決定します。

ディール登録の発行が確実に成功するようにするには、パートナの担当者数が500を超えることが予想される場合は、このプロファイル・オプションを「いいえ」に設定します。

はい

最適化されたディール登録ワークフローの設定

営業管理者およびアプリケーション実装コンサルタントは、ディール登録の承認および通知ワークフローを最適化して、ディール登録機能の統合を強化できます。 営業管理者および実装コンサルタントは、次のタスクを実行して、パートナ・チャネル営業にあわせて最適化されたディール登録ワークフローを設定する必要があります。

  1. パートナ・ユーザーをインポートまたは作成し、ビジネス・ニーズに最適なパートナ・ディール・チームを作成し、パートナ所有者を定義します(このタスクはディール登録に固有ではなく、ディール登録が適切に機能するために必要です)。

  2. ディール登録の割当ルールを定義します。 割当プロファイル・オプションには、ルールベースとテリトリベースの2つのタイプがあります。 ルールベースのディール登録の割当を使用することをお薦めします。 所有する各パートナ・ディール・チームの承認者を指定し、所有者として指定されたディール・チームのパートナにディール登録を割り当てます。 また、チームの他のメンバーもディール登録を表示できます。

  3. 各パートナ・ディール・チームのパートナ・ディール承認者を定義します。 事前構成済の承認ルールが存在しますが、承認者としてチームからメンバーを選択するルールを定義することをお薦めします。 複数の承認者を指定する場合、最初に割当の一環として各承認者をパートナ・ディール・チームに追加する必要があります。

  4. ディール登録の通知を構成します。

  5. アプリケーション・コンポーザで、チャネル・アカウント・マネージャ、パートナおよび承認者の動的ページ・レイアウトを構成します。

  6. 却下および差戻事由コード参照を追加します。

  7. 商談の重複を確認します。

  8. アプリケーション・コンポーザで、ディールを商談に変換するコピー・マップを定義します。

    サンドボックスを公開します。

ノート: 承認管理の詳細は、アプリケーションの実装ガイドの承認管理に関する章を参照してください。