コール・レポートを使用した更新の追跡
コール・レポートは、営業担当が営業アクティビティで発生した事柄を確認し、関連項目の変更や主要な更新点を追跡できる中央的な場所です。 コール・レポートは、時間の節約や業務に対する可視性の向上、および時間単位での販売量の拡大をとおし、営業担当の生産性を引き上げます。
コール・レポートはタスクやアポイントメントと同じくアクティビティの一種です。 スケジュール済アポイントメントについてコール・レポートを作成したり、「アクティビティ」タブからアドホック・コール・レポートを作成できます。 スケジュール済アポイントメントごとに、別の営業担当によって作成された複数のコール・レポートを関連付けることができます。 アポイントメントのコール・レポートは、そのアポイントメント内にリストされ、ここから表示できます。 営業担当は、アドホック・コール・レポートを作成して、自分のカレンダ上でスケジュールされていない営業アクティビティをレポートすることもできます。
コールは、次に示すような、営業アクティビティの結果と主な変更のスナップショットを記録します。
-
結果の要約、議事録、すべての目的、参加者、添付、ノートなど
-
アポイントメント、アカウント、商談、リードなどの関連オブジェクト
アポイントメント・リソースおよびアポイントメントにアクセスできるその他のユーザーは、アポイントメントからコール・レポートを作成できます。 1つのアポイントメントから複数のコール・レポートを作成できます。
目的の追加と削除
デフォルトで、アポイントメントの目的はコール・レポートにコピーされます。 他の目的を追加したり、既存の目的を削除したりできます。
目的を追加するには、事前定義のリストから目的を選択するか、テキストの自由入力で新しい目的を追加します。 事前定義の目的には次が含まれます。
-
デモ製品
-
次のステップの決定
-
提案の議論
-
利害関係者の識別
-
提案依頼または情報依頼のレビュー
コール・レポート内の目的のチェック・ボックスを選択して完了のマークを付けたり、選択を解除して未完了のマークを付けることができます。 デフォルトでは、アポイントメントからコピーされた目的またはユーザーが追加した目的については、チェック・ボックスが選択されていません。
アポイントメントの担当者とリソース
アポイントメントの担当者とリソースはコール・レポートにコピーされます。 担当者とリソースは追加または削除できます。 担当者またはリソースの参加ステータスのチェック・ボックスを選択または選択を解除して、その個人が会議に参加したかどうかを示すことができます。
-
アポイントメントからデフォルト設定された担当者は、デフォルトで参加者としてマークが付きます。
-
アポイントメントからデフォルト設定されたリソースは、アポイントメントでのそのリソースの応答が「辞退」でなければ、デフォルトで参加者としてマークが付きます。
-
アポイントメントからのデフォルト設定でない、ユーザーによって追加されたリソースと担当者は、デフォルトで参加者としてマークが付きます。
アポイントメントの結果
事前定義の値のリストからアポイントメントの結果を選択できます。 必要に応じて営業管理者は、このリストの値を追加または削除できます。 デフォルト値は次のとおりです。
-
コール応答済
-
コール転送済
-
収集された問題
-
失敗
-
メッセージあり
-
不在
-
提供した情報
-
成功
-
未完了
-
リスクあり
-
顧客未決定
添付とノート
他のオブジェクトに追加するのと同じ方法で、添付をコール・レポートに追加できます。
コール・レポートにアクセスできるユーザーは、コール・レポートにノートを作成できます。 コール・レポートでは内部ノートと外部ノートの両方がサポートされています。 外部ノートは外部担当者と共有できます。
コール・レポートを表示できるユーザーは非公開以外のノートを表示でき、ノートの作成者のみ非公開のノートを表示できます。
コール・レポートのセキュリティ
コール・レポートには閲覧可能者を決定する「非公開」設定があります。
-
コール・レポートを「非公開」に設定すると、コール・レポート・リソースのみが閲覧を許可されます。
-
コール・レポートを「非公開」に設定しなかった場合、関連付けられているアポイントメントを表示できるユーザーであれば、そのコール・レポートを表示できます。