販売メソッドおよびステージの作成

Oracleでは、アプリケーションにいくつかの販売メソッドが用意されていますが、独自の販売メソッドおよびステージを作成して、様々な販売メソッドをサポートできます。販売メソッドとそのステージは、作成する販売オーケストレーションのフレームワークを形成します。たとえば、大規模な機器のディールを成立させるには、その機器のアクセサリを販売するよりも長い時間がかかり、より多くの営業ステージが必要になる場合があります。販売メソッド・ステージがオーケストレーションのステージになります。

販売方法の作成および編集方法は次のとおりです。

「設定と保守」から、タスク「販売方法および営業ステージの管理」を開きます。
- オファリング: 営業
- 機能領域: 商談
- タスク: 販売方法および営業ステージの管理
「販売方法の管理」ページで、名前をクリックして販売方法を編集するか、「作成」をクリックします。
「設定」フィールドの共通セットはデフォルト値のままにします。別のビジネス・ユニットの別の販売方法が必要な実装には他の値を適用します。
販売方法の名前と、オプションの摘要を入力します。これらの入力はデフォルトでは営業担当に表示されませんが、UIを構成するときに表示されるようにすることができます。
作成時に商談のデフォルトのクローズ日を指定するには、「クローズ・ウィンドウ」に日数を入力します。
次の項の説明に従って、販売方法の営業ステージを作成または編集します。
変更内容を保存します。
ノート:
- 「売上明細セット機能使用可能」オプションは、複数のビジネス・ユニットの実装に対してのみ使用されます。
- 「使用不可」オプションを使用して、未使用の販売方法が使用されないようにします。販売方法を作成した後は削除できません。

販売方法の営業ステージの作成または編集

販売方法の営業ステージを作成または編集する方法を次に示します。

名前のリンクをクリックして営業ステージを編集するか、「作成」をクリックします。

受注確度の事前定義済値および分析レポートを含む、営業ステージに関する基本情報を入力します。

フィールド	摘要
名前	UIに表示されるステージ名。
フェーズ (クラシック・ユーザー・エクスペリエンスの営業のみ。このオプションは、Redwoodユーザー・エクスペリエンスの営業には使用されません。)	営業ステージの分類を選択します。「設定と保守」作業領域から「営業ステージ・フェーズ・コードの管理」タスクを使用して、営業ステージのフェーズを定義できます。
摘要	UIに表示される摘要。
Status	まだ進行中である商談を表すすべてのステージには、「オープン」のステータスを使用します。
オーダー	販売方法のこの営業ステージの順序に対する番号を入力します。
目標ファクタ	このフィールドには任意の数値を入力します。この数値はレガシー・レポートのみに使用されますが、入力は必須です。
無効化	「使用不可」オプションを選択して、未使用の営業ステージが表示されないようにします。営業ステージが商談で使用された後は、使用不可にしないでください。
受注確度	このステージの商談に対するデフォルトの受注確度を入力します。
期間 (クラシック・ユーザー・エクスペリエンスの営業のみ。このオプションは、Redwoodユーザー・エクスペリエンスの営業には使用されません。)	このステージが続く日数。商談の営業ステージがこの期間よりも長い場合、商談は中断とみなされます。中断された商談は、「中断されたディール」インフォレットと基礎となるレポートに表示されます。

「追加必須フィールド」リージョンで、商談の必須にするフィールドを追加します。
クラシック・ユーザー・エクスペリエンスの営業の場合のみ、「アクティビティ・テンプレート」リージョンで作成したアクティビティ・テンプレートを追加します。アクティビティ・テンプレートでは、タスクとアポイントメントを自動的に作成できます。これは、クラシック営業ページの「商談の編集」ページの「アクティビティ」タブに表示されます。
変更内容を保存します。