標準支給項目レートの計算

基準で定義された値のセットに保持されている条件に基づいて、標準支給レートを計算する方法を示す例を見てみましょう。

この例は、給与計算には対応していません。ただし、給与計算における標準エレメントの条件セットに基づいてレートを計算する構成はサポートされています。

条件で定義された値の作成: 従業員の等級などの条件に基づいて賞与の支給を計算するように選択できます。使用できる基準を次に示します:
- 等級Aの従業員の場合、支給額は5,000
- 等級Bの従業員の場合、支給額は5,500
- 等級Cの従業員の場合、支給額は6,250
- 他のすべての等級の従業員については、7,650を支払います
レート定義の作成: 「レート定義」タスクを使用して、ボーナス・レート定義を作成し、これを基準で定義された値に関連付けます:
1. 「カテゴリ」フィールドで、基準で値を選択します。
2. 「基準名別値」フィールドで、条件別にボーナス値を選択します。
要素の作成: 「エレメント」タスクを使用して、定額賞与エレメントを作成します。
1. 「プライマリ分類」フィールドで、「標準支給項目」を選択します。
2. 「カテゴリ」フィールドで、「標準」を選択します。
値定義の作成: 「計算値定義」タスクを使用して、ボーナス値定義を作成します。これは、レート定義を賞与エレメントに関連付けるために必要です。
1. 新しい値定義グループの場合は「作成」をクリックし、標準支給項目などの名前を指定します。
2. 「計算タイプ」フィールドで、「レート定義」を選択します。
3. 「計算値」リージョンで、次の手順を実行します:
  1. 0から99999.9の値を入力します。
  2. 賞与レート定義を選択します。
計算ステップの作成: 「給与計算情報」タスクを使用して、ボーナス計算ステップを作成します。
1. コンポーネント・グループ・フィールドでタイム・カードを検索し、「計算概要」ページにナビゲートします。
2. すべての計算ステップ・タスクにナビゲートします。
3. 計算ステップを作成し、賞与などの一意の名前を指定します。
エレメントの計算ファクタの作成: 「エレメント」タスクを使用して、計算ファクタを作成します。
1. ボーナス要素を検索して選択します。
2. 計算係数ページを選択します。
3. 計算ステップ・フィールドで、賞与計算ステップを選択します。
4. 値定義で、賞与値定義フィールドを選択します。
ボーナス・エレメントに関するFormulaの編集: 「エレメント」タスクを使用して、エレメントFormulaを編集します。
1. ボーナス・エレメントFormulaを編集し、CALL_CALC_VALUES Formulaを使用してボーナス・レートを計算します。
  
  ノート: エレメント・ステータス処理ルール・ページを参照して、編集するフォーミュラを指定できます。