時間処理プロファイル・コンポーネントの仕組み

時間処理プロファイルは、リンクされている検証、計算、承認および転送ルールで使用するタイム・カード期間および時間入力を識別します。また、時間変更を監査するかどうか、および監査を開始するタイミングも示します。

これらのプロファイルは、「設定およびメンテナンス」作業領域の「就業者時間処理プロファイル」タスクを使用して作成します。このタスクは、ワークフォース・デプロイメント・オファリングの「勤怠管理」機能領域の一部です。

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時間処理プロファイルを構成するコンポーネントが連携する方法を次に示します。

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繰返し期間

週次、隔週、月次などの繰返し期間は、タイム・カード期間とオプションの超過勤務期間の選択肢となります。また、時間コンシューマ・セットで承認期間として選択されます。承認期間は、選択したタイム・カード期間と一致する必要があります。そうしないと、グループをプロファイルにリンクしようとしたときにエラーが発生することがあります。

時間カテゴリ

時間カテゴリは、時間ルール、要約、アナリティクスおよび転送で使用する時間入力を識別します。たとえば、すべての給与および休暇欠勤エントリを使用するか、すべての給与エントリのみを使用します。

時間コンシューマ・セット

時間コンシューマ・セットは、リンクされた個人に対して検証する時間データを識別します。また、リンクされた個人に適用される承認期間と、使用するデータ承認ルールも識別されます。また、検証済みの時間データを転送するタイミングを指定します。たとえば、給与コンシューマの場合、リンクされた個人またはマネージャがタイム・カードを保存または送信するたびに、すべての給与時間入力が検証されます。「タイム・カード・バッチのロード」プロセスまたは「勤怠管理からのタイム・カードの転送」プロセスを実行するたびに、検証済の給与時間データを転送します。リンクされた個人には、週次の承認期間と承認ルール評価が計算され、休暇欠勤時間データがあります。また、時間データが転送される前に給与計算の承認が必要です。

時間計算ルール・セット

時間計算ルール・セットは、時間処理ポリシーをサポートする関連する計算ルールとルール・セットを収集します。たとえば、コスト・セグメントまたは助成金に時間を自動的に割り当て、リンクされた個人の日次および週次の超過勤務を計算します。選択したルール・セットのルールは、webクロック・イベントおよびサードパーティ・デバイス・イベントを使用して作成された時間入力にも適用されます。

時間入力ルール・セット

入力ルール・セットには、時間検証ポリシーをサポートする時間入力ルールとルール・セットが含まれます。たとえば、最小勤務時間数と最大勤務時間数を強制し、リンクされた個人がシフトを早すぎるか遅すぎると例外を生成します。選択したルール・セットのルールは、webクロック・イベントおよびサードパーティ・デバイス・イベントを使用して作成された時間入力にも適用されます。

HCMグループ

HCMグループは、共通の特性を共有する個人を識別します。すべてのグループ・メンバーとそのマネージャは、割り当てられた処理プロファイルの繰返し期間、コンシューマ・セットおよびルール・セットを継承します。各HCMグループは、一度に1つの時間処理プロファイルにのみ割り当てることができます。