時間ルール・テンプレートおよびルールでの説明テキストの構成方法

「ルール・テンプレートの説明の作成」ページで、時間ルール・テンプレートのビジネス目的と、テンプレートで作成されたルールについて説明します。

メッセージ・トークンは、パラメータおよび出力値のプレースホルダーとして含めることができます。テンプレートを使用してルールを作成する場合、設定した特定の値によって、ルール説明テキスト内のこれらのメッセージ・トークンが置換されます。

デフォルトでは、「メッセージ・トークン」ドロップダウン・リストの値は、リンクされた式のパラメータおよび出力名です。ルール・テンプレートでパラメータおよび出力の表示名を構成する場合、ドロップダウン・リストの値は表示名になります。

例

時間計算ルール・テンプレートを作成します。指定した条件を満たす全てのレポート時間が評価されます。また、定義された制限に応じて計算済時間を格納する適切な「給与時間タイプ」属性が識別されます。次に、このテンプレートを使用して、すべての給与時間入力のレポート時間の合計を40時間のしきい値に対して評価するルールを作成します。「通常時間」属性を使用して、しきい値を下回る時間が格納されます。また、超過勤務時間と共にしきい値を超える時間が保存されます。

次に、トークンを含む説明テキストがルール・テンプレートからテンプレートで作成されたルールにどのように変化するかの例を示します。

テンプレート: {WORKED_TIME_CONDITION} 時間カテゴリのレポート済時間の合計を、{DEFINED_LIMIT} 時間のしきい値と比較します。 {OUT_PAY_TYPE_UNDER} 支払属性を使用して、計算された時間をしきい値未満に格納します。 {OUT_PAY_TYPE_OVER}を使用して、しきい値を超えた計算済時間を格納します。
ルール: 「すべての給与エントリ」時間カテゴリのレポート済時間数の合計を40時間のしきい値と比較します。「通常」支払属性を使用して、しきい値を下回る計算済時間を格納します。「超過勤務」を使用してしきい値を超えた計算済時間を格納します。