パフォーマンス文書のタスク・アラート通知
タスクの期限が来る前に就業者およびマネージャにアラートを送信するようにパフォーマンス文書を設定できます。 パフォーマンス・テンプレートで、標準アラートとクリティカル・アラートの両方に対して、1回または繰返しの通知を設定できます。
「設定および保守」作業領域の「パフォーマンス・テンプレートの管理」タスクを使用します。 に移動します。
標準アラートとクリティカル・アラートを設定すると、テンプレートから作成されたすべてのパフォーマンス文書に通知が送信されます。 通知はタスクが開始できるようになると送信されます。 たとえば、作成したパフォーマンス文書の最初のタスクであるか、前のタスクが完了している場合に送信されます。
標準アラートとクリティカル・アラートの日数
標準アラートやクリティカル・アラートを送信して就業者およびマネージャに期限を通知するための、パフォーマンス文書タスクの期日前の日数を入力します。 通知はアラートごとに1回送信されます。 期日前の日数はパフォーマンス・テンプレートの「プロセス」タブに入力します。 タスクごとの期日はパフォーマンス・テンプレートの「文書期間」タブに入力します。
標準アラートとクリティカル・アラートのどちらかまたは両方の日数を入力できます。 標準アラートはクリティカル・アラートより前に送信されるため、標準アラートの日数はクリティカル・アラートの日数より多くする必要があります。
「期日の変更」管理タスクを使用して特定の就業者のパフォーマンス文書のタスク期日を編集しても、テンプレートの設定には影響しません。 通知は、指定された日数分、タスク期日より前に送信されます。
標準アラートとクリティカル・アラートの繰返し
パフォーマンス・テンプレートでは、タスクが完了するまで、標準アラートとクリティカル・アラートを繰り返して送信するように選択することもできます。 パフォーマンス・テンプレートの「プロセス」タブに表示される「タスク完了まで標準アラートを繰返し」および「タスク完了までクリティカル・アラートを繰返し」オプションを選択します。
タスクの期限の通知を送信するには、Oracle Enterprise Scheduler Serviceプロセスを実行する必要があります。 このプロセスを起動するには、 ボタンを使用します。「パフォーマンス文書アラート通知の送信」ジョブを使用して通知を送信し、ビジネス・プロセスに適したスケジュールを設定します。 通知が毎日送信されるようにプロセスを設定することをお薦めします。 標準アラートとクリティカル・アラートの両方を送信するオプションを選択すると、次のスケジュールに従って就業者およびマネージャに通知が届きます。
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標準通知は、指定されたタスク期限前の標準アラート日数に従って開始され、日次や週次などのプロセス・ジョブ・スケジュールに従って送信されます。
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クリティカル・アラートは、指定されたクリティカル・アラート日数に従って開始され、タスクが完了するまでプロセス・ジョブ・スケジュールに従って送信されます。
たとえば、タスクの期日の14日前に標準アラートが送信されるように設定し、タスクの期日の7日前にクリティカル・アラートが送信されるように設定したとします。 さらに、通知が毎日送信されるようにプロセス・スケジュールを設定します。 標準アラートとクリティカル・アラートの両方に対して繰返しアラームを有効にすると、タスクの期日の14日前から7日前まで標準アラートが毎日送信されます。 次に、タスクの期日前の7日間はクリティカル・アラートが毎日送信されて、タスクが完了するまで送信が続きます。 標準アラートかクリティカル・アラートのどちらかのみに繰返しを設定すると、タスクの期日の指定日数前からタスクが完了するまで、プロセス・ジョブ・スケジュールに従って通知が送信されます。
それぞれのロールのタスクが完了するか、パフォーマンス文書が完了すると、通知は停止します。 たとえば、就業者が完了したタスクを送信すると、その就業者には通知が届かなくなります。 しかし、完了していないタスクに関しては、タスクの期限後でも、通知をオフにしないと通知が継続します。 通知をオフに切り替えるには、次のいずれかを実行する必要があります。
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パフォーマンス・テンプレートのオプションの選択を解除し、テンプレートを保存します。
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Enterprise Scheduler Serviceプロセスをオフに切り替えます。