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出荷履歴の考慮

需要が高い品目がある場合は、履歴出荷を使用して将来の要求に供給を割り付けることができます。

履歴出荷の日付範囲を指定できます。納期回答では、供給の割付時にすでに出荷されたオーダーが考慮されます。

設定のサマリー
  1. モデルの日数を設定します。
  2. ルールを作成します。

今日が1月15日で、Vision Operations組織に属しており、パーセントに応じて高需要と低需要に対する割付ルールを作成する必要があるとします。

モデルの日数の設定

これは1回のみ実行する必要があります。

  1. 「グローバル・オーダー納期回答」作業領域に移動し、「タスク」→「供給ネットワーク・モデルの保守」をクリックします。
  2. 「供給ネットワーク・モデルの保守」ページで、Vision Operationsの「組織」属性を検索します。
  3. 検索結果で、値を設定して、履歴を遡る期間を決定します。
    属性
    期限超過販売オーダー日数

    15

    この値は、納期回答で出荷履歴の調査に使用される本日までの日数を示します。 したがって、今日が1月15日の場合、納期回答では、履歴を1月1日まで遡りますが、それ以前には遡りません。

  4. 「保存」をクリックします。

ルールの作成

これは、割付ルールの作成が必要になるたびに実行します。
  1. 「タスク」→「プランニング割付ルールの管理」をクリックします。
  2. 「プランニング割付ルールの管理」ページで、「処理」→「作成」をクリックし、値を設定します。
    属性
    名前 自分の割付ルール
    仕様タイプ パーセント
  3. 「割付ターゲット」をクリックし、「処理」→「行の追加」をクリックして、値を設定します。
    属性
    開始日

    1月1日

    終了日 1月15日
  4. 「割付ターゲット」領域で、需要区分を追加し、「保存」をクリックします。
    需要区分 割付ターゲット
    高優先度 80
    低優先度 20
  5. 「出荷履歴を考慮するための日付範囲」をクリックし、「処理」→「行の追加」をクリックして値を設定し、「保存」をクリックします。
    属性
    開始日 1月1日
    終了日 1月15日

ノート

  • 開始日は、割付ターゲットに設定した開始日以降に発生するように設定します。
  • 任意の日付範囲を設定できますが、「期限超過販売オーダー日数」属性で指定されているのと同じ時間枠で発生するように設定することをお薦めします。

ランタイム結果

今日が1月15日であると仮定します。

1月1日時点の品目の手持供給は200ユニットです。

1月15日時点の品目の出荷履歴は次のとおりです。

  • 高優先度の出荷数量は60ユニットです。
  • 低優先度の出荷数量は40ユニットです。
  • 1月15日時点の供給は100ユニット(200 - 100)です。
1月15日に、出荷履歴を検討するために、1月1日から1月30日の日付範囲を指定します。 納期回答で、残りの割付を計算するために出荷履歴がどのように使用されるかを次に示します。
納期回答による計算
1月15日までに出荷された販売オーダー合計 100ユニット
使用可能な供給合計 100ユニット
出荷履歴の日付範囲内で使用可能な供給合計 200ユニット(出荷済の100ユニット + 未出荷の100ユニット)
高優先度に割り付けられた供給 160ユニット(200ユニットの80%)
低優先度に割り付けられた供給 40ユニット(200ユニットの20%)
1月15日時点の高優先度に対して残っている割付 100ユニット(割付済の160 - 出荷済の60)
1月15日時点の低優先度に対して残っている割付 0ユニット(割付済の40 - 出荷済の40)

出荷履歴を考慮する日付範囲を指定していない場合の、納期回答による1月15日時点の高優先度および低優先度に残っている割付の計算方法を次に示します。

納期回答による計算
使用可能な供給合計 100ユニット
高優先度に対して残っている割付 80ユニット(1月15日に使用可能な合計供給の80%)。
低優先度に対して残っている割付 20ユニット(1月15日に使用可能な合計供給の20%)。