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タイム・フェンス

タイム・フェンスを使用して、サプライ・チェーン検索を微調整します。 無制限の有効数量および有効在庫数量(ATP)にタイム・フェンスを設定できます。

タイム・フェンスの日数を指定することも、次のいずれかのリード・タイムから選択してタイム・フェンスの継続期間を指定することもできます。

  • 合計リード・タイム

  • 累積製造リード・タイム

  • 累積合計リード・タイム

異なるフェンスを設定できます。

無制限フェンス ATPフェンス

このフェンスを設定して、供給が無制限とみなされるまでの待機時間を指定します。

要求日の時期に応じて次のように処理されます。

  • タイム・フェンスが失効する前。 納期回答でサプライ・チェーン検索が実行されます。
  • タイム・フェンスが失効した後。 納期回答により要求日に納期処理が実行され、有効数量はチェックされず、実際の供給も消費されません。

ほとんどの品目の供給が多くの場合、10日後に使用可能になることがわかっているとします。 ほとんどのオーダーに対してより正確な納期回答結果を提供することを期待しているため、無制限有効数量モードの使用は望ましくありません。 ただし、10日以内にオーダーを納期回答できない場合があるため、このフェンスを「10日後に使用可能であるとする」ように設定します。

別の例として、ファクトリでの品目の作成が終了すると、供給がほぼ常に使用可能であることがわかっているため、このフェンスを「累積製造リード・タイム」に設定します。

このフェンスを設定して、納期回答で長期オーダーの短期供給が考慮されないようにします。 たとえば、短期オーダーを受け取る前に長期オーダーを受け取った場合は、このタイム・フェンスにより、納期回答では長期オーダーの既存の供給がペグされなくなります。

要求日の時期に応じて次のように処理されます。

  • タイム・フェンスが失効する前。 納期回答では、作成または調達する必要がある供給を確認する前に、すでに存在する手持供給が検索されます。
  • タイム・フェンスが失効した後。 納期回答では、既存の手持供給を確認する前に、作成または調達する必要がある供給が検索されます。

タイム・フェンスが継続する日数を指定できます。 要求日が1月1日であると仮定します。 タイム・フェンスを10に設定すると、タイム・フェンスは1月1日から1月11日まで有効であるとみなされます。

次のいずれかのリード・タイムから選択して、タイム・フェンスの継続期間を指定することもできます。

  • 合計リード・タイム
  • 累積製造リード・タイム
  • 累積合計リード・タイム

「ATPルールの管理」ページの「ATPルール基準」領域を使用して、タイム・フェンスを設定します。