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オーダー管理でのソース・オーダーから販売オーダーへの変換方法

オーダー管理では、オーダー管理で作成したソース・オーダー、またはソース・システムから受け取ったソース・オーダーが変換されるため、オーダー履行を最適化できます。

オーダー管理でのソース・オーダーの変換方法を次に示します。

1. Order Managementで送信したソース・オーダー、またはソース・システムから取得するソース・オーダーを受け取ります。 この例では、ソース・オーダーに3つのオーダー明細が含まれています。

2. ソース・オーダーを履行明細に分割します。

3. 各履行明細を、この履行明細の履行をオーケストレーションするために作成された新規のオーケストレーション・プロセスに割り当てます。

   たとえば、履行明細1-1をオーケストレーション・プロセス300100090333478に割り当て、履行明細1-2をオーケストレーション・プロセス300100090333457に割り当てます。

   この図には、履行のモニターに使用する履行ビューの一部が含まれています。 詳細は、オーダー履行のモニターを参照してください。

4. 履行明細を履行するオーケストレーション・プロセスを開始します。 「オーダー管理」作業領域の「オーダー」ページにある「履行ビューに切替」処理を使用して、オーケストレーション・プロセスをモニターします。

通常、「送信」をクリックして数秒後には変換が終了します。

オーケストレーション・プロセスの最終ステップの完了日は、ソース・オーダーの要求日に設定されます。 最後の履行完了ステップによって、オーケストレーション・プロセスの最終ステップが設定されます。

変換を実行するタイミング

変換は、変換を開始するイベントに応じて実行されます。

操作	変換
ソース・システムから販売オーダーをインポートする場合。	変換前、製品変換および変換後が、オーダーのインポート中に実行されます。 これらの変換は、販売オーダーをオーダー履行のために送信する前に実行されます。
「オーダー管理」作業領域で新しい販売オーダーを作成します。	顧客の変更、オーダー・タイプの変更または販売オーダーへのオーダー明細の追加を行うたびに、変換後が実行されます。 「送信」をクリックすると、製品変換と変換後が1回実行されます。
「オーダー管理」作業領域で、販売オーダーが改訂された場合。	変換は実行されません。

変換後に使用できる販売オーダーの部分

これらの部分を使用して、オーダー履行をモニターおよび管理します。

販売オーダーの部分	説明
オーダー	オーダー明細および履行明細が含まれます。 販売オーダーと履行明細の間の関係は、ソース・オーダーとソース・オーダー明細の間の関係に似ています。 オーダー管理の販売オーダーは、ソース・システムのソース・オーダーの構造を正確に反映していない場合があります。
オーダー明細	通常は、1つの履行明細を参照します。 Order Managementで履行明細が分割されると、複数の履行明細が同じオーダー明細にマップされます。 販売オーダーとオーダー明細の間の関係にはソース・オーダーの当初の構造の一部が保持されているため、オーダー管理で販売オーダーの履行明細が分割された場合でも、ソース・オーダーの当初の用途を容易に追跡できます。
履行明細	「オーダー管理」作業領域で変更可能な販売オーダーの一部。 例: 履行明細のスケジュールまたはスケジュール解除。 履行明細の品目の予約。 履行明細の品目の置換。 履行明細の倉庫、出荷方法または需要区分の変更。
オーケストレーション・プロセス	オーダー管理者は、オーケストレーション・プロセスを設定して、このプロセスで実行するタスクを決定します。 「オーダー管理」作業領域ではオーケストレーション・プロセスを変更できませんが、プロセスで各履行明細が管理されている間はプロセスのインスタンスをモニターでき、進捗をモニターできます。
返品履行明細	Order Managementで品目の返品に使用される販売オーダー明細を表します。 これは履行明細に似ていますが、品目の返品に固有の属性セットが含まれます。