1. Order Managementの使用
  2. ロック済または未開始の販売オーダーの回復
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ロック済または未開始の販売オーダーの回復

「下書き」ステータスでロックされているか、「未開始」ステータスでスタックしている販売オーダーを回復する方法をご覧ください。

ロックされているオーダーのリカバリ

販売オーダーを発行すると、検証中にOrder Managementによってロックされます。 検証が失敗した場合は、ステータスが「下書き」に変更されて、オーダーがロック解除されます。 まれに、オーダーが予期せずドラフト、ロック済ステータスに長時間移動し、エラーが発生することがあります。

Order Management can't process the change request because it's still processing the sales order. The order is currently in DOO_DRAFT status. Try again later.

このロックは解除できます。

Computer Service and Rentalsの顧客について、ドラフト・オーダー507030のロックを解除する必要があるとします。

  1. オーダーの送信後、30分待機します。

    この時間は待機する必要があります。 Order Managementは、オーダーを発行してから30分後まで、下書きのロックされたオーダーのロックを解除しようとしません。

  2. オーダー・マネージャ・ロールまたはエラー・リカバリ・ロールを使用してオーダー管理にサインインします。

    ロールにFOM_FORCE_UNLOCK_ORDER_PRIV権限が含まれていることを確認します。 オーダー管理者に連絡してください。

  3. 「概要」ページで、販売オーダー507030を検索します。

  4. オーダー・ヘッダーで、オーダーがロック済の「下書き」ステータスであることを確認します。

  5. 「オーダー: コンピュータ・サービスとレンタル507030ドラフト」ページで、「アクション」>「ロック解除の強制」をクリックします。

    このアクションは、注文を送信してから30分後にのみ表示され、新しい販売オーダーでのみ表示されます。 改訂販売オーダーはロック解除できません。

  6. 表示された警告で「OK」をクリックし、「リフレッシュ」をクリックします。

  7. Order Managementによってロックが削除され、販売オーダーを編集できることを確認します。

すぐにロック解除

ロック済かつ下書きステータスの販売オーダーでロック解除の強制を使用できますが、最終更新から30分以上経過するまで使用できません。 長時間待てない場合は、エラーのリカバリ・スケジュール済プロセスを実行します。 この例では、次の値を使用します:

パラメータ

値

オーケストレーション・オーダー番号

507030
オーダー・オーケストレーション機能 オーケストレーションの開始

オーケストレーションの開始機能は、スケジュール済プロセスを発行するとすぐに、ロックされた下書きオーダーごとにオーケストレーション・プロセスを再開します。 再起動に成功すると、オーケストレーション・プロセスによってロックがクリアされ、オーダーのステータスが処理中に設定されて、オーダーが履行に送信されます。 エラーのリカバリの詳細は、「すべての販売オーダーのエラーの修正」を参照してください。

別の例として、ロック済ステータスの下書きオーダーが3件あり、それらのすべてのオーダー日が10/18/23 10:10 AMであるとします。 値は次のとおりです:

パラメータ

値

オーダー日: 自 10/18/23 10:09 AM
オーダー日: 至 10/18/23 10:11 AM
オーダー・オーケストレーション機能 オーケストレーションの開始

オーダー日:自およびオーダー日:至パラメータを、販売オーダーのオーダー日から数分以内に指定してください。 これにより、スケジュール済プロセスで考慮する必要があるオーダーがフィルタされます。

開始またはスタックしていないオーダーまたは明細のリカバリ

オーダーの作成や改訂、または履行明細の分割やスケジュールなどの処理の実行時に、スタックしたままの販売オーダーまたはオーダー明細が発生する場合があります。 たとえば、履行明細の「実績開始日」属性が空のままであり、明細が履行を続行しないか、処理の実行後に明細が「未開始」ステータスのままになります。

これらのエラーからリカバリするには、次の値を使用して「エラーのリカバリ」スケジュール済プロセスを実行することをお薦めします:

パラメータ

値

オーダー・オーケストレーション機能 オーケストレーションの開始
スコープ オーダー履行エラー

スケジュール済プロセスでは、これらのスタック・オーダーおよび明細のリカバリが試行されます。 考慮されるのは、オーダーまたは明細の最終更新から少なくとも90分後に開始されていないオーダーおよび明細のみです。

「オーダー番号」パラメータを使用して特定の販売オーダーをフィルタしたり、「オーダー日:自」および「オーダー日:至」パラメータを使用して日付範囲に従ってフィルタすることもできます。