転送オーダーの数量を取り消す方法
取消処理を使用して、または転送オーダーを更新して要求数量を減らすことによって、転送オーダーの数量を取り消すことができます。
転送オーダー明細全体を取り消すか、明細に対して部分出荷がすでに行われた後で明細の残りの部分を取り消すか、転送オーダー明細の要求数量を減らすことができます。
転送オーダーの数量を取り消す方法は、次のシナリオによって異なります。
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「転送オーダーの管理」ページからの数量の取消
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Oracle Fusion Cloud Inventory Managementの外部のアプリケーションからの数量の取消
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転送オーダーがOracle Fusion Cloud Order Managementを経由する場合の数量の取消
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「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスからの数量の取消
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「転送オーダー・バックオーダーの自動取消」オプションが設定されている場合の数量の取消
「転送オーダーの管理」ページからの数量の取消
「転送オーダーの管理」ページから数量を取り消す際に、すでに部分出荷が行われている場合は、要求数量を減らす必要があります。 要求数量をすでに出荷された数量に減らすことができます。 明細に対する部分出荷がない場合にのみ、取消オプションを使用できます。
Inventoryの外部のアプリケーションからの数量の取消
「転送オーダーの管理」ページの外部のアプリケーションから数量を取り消す場合、取消処理によって次のことが実行されます。
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出荷アクティビティが行われていない場合は、明細が取り消されます。
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出荷アクティビティが行われている場合は、数量が出荷された数量に自動的に削減されます。
Oracle Fusion Cloud Self Service ProcurementおよびOracle Planningからソーシングされた購買依頼から転送オーダー数量を取り消すことができます。 Oracle Fusion Cloud Supply Chain ManagementでスプレッドシートのアップロードまたはWebサービスから転送オーダー数量を取り消すこともできます。
転送オーダーがOrder Managementを経由する場合の数量の取消
転送オーダーがOrder Managementを経由する場合は、要求数量をすでに出荷された数量に減らす必要があります。 要求数量はすでに出荷された数量と等しくなります。 この状況で、転送オーダーが部分出荷されている場合、要求数量は、すでに出荷された数量を超過するか下回る数量に減らすことはできません。
「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスからの数量の取消
「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスから数量を取り消す場合、取消処理によって次のことが実行されます。
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出荷アクティビティが行われていない場合は、明細が取り消されます。
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出荷アクティビティが行われている場合は、数量が出荷された数量に自動的に削減されます。
「転送オーダー・バックオーダーの自動取消」オプションが設定されている場合の数量の取消
ピック・リリース、ピック確認および出荷確認時に、履行できない転送オーダーの残数量を自動的に取り消すことができます。 バックオーダー数量を取り消すという決定は、保管場所、組織間パラメータおよび在庫組織レベルで設定されたオプションの階層に基づいて決定されます。
「転送オーダー・バックオーダーの自動取消」オプションが設定されている状態で数量を取り消す場合、取消処理によって次のことが実行されます。
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出荷アクティビティが行われていない場合は、明細が取り消されます。
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出荷アクティビティが行われている場合は、数量が出荷された数量に自動的に削減されます。