データの準備と計画の構成

バックログを計画する前に、次のデータ設定が完了していることを確認する必要があります:

計画する販売オーダーがスケジュールされ、収集されたことを確認します。

プラン入力作業領域の供給および需要表をレビューして、これらのオーダーがOracle Fusion Cloud Order Managementでスケジュールされていることを確認します。
データ収集タスクを使用してプランニング・データを収集します。

Oracle Fusionソース・システムまたは外部ソース・システムからデータを収集できます。企業でOracle Fusion Cloud Order Managementを使用している場合は、スケジュール済販売オーダーおよび事前定義済の販売オーダー属性を収集します。企業で外部ソース・システムを使用している場合は、未スケジュール販売オーダーおよびユーザー定義販売オーダー属性も収集できます。詳細は、計画データの収集の章を参照してください。
供給ソースが設定されていることを確認します。

関連タスク・リンクを使用して、ソース・ルールと物流構成表、割当セットをレビューします。企業でGlobal Order Promisingを使用している場合は、同じ割当セット定義をバックログ管理で使用する必要があります。詳細は、ソース・ルールと物流構成表、割当セットの章を参照してください。
直接出荷検証組織が定義されていることを確認します。

計画で直接出荷組織を使用する場合は、ネットワーク供給モデルの保守タスクを使用して、直接出荷検証組織および移動時間の決定に使用されるタイム・ゾーンを定義します。詳細は、供給ネットワーク・モデルの保守の章を参照してください。
需要優先度ルールを定義します。

オーダー属性のランクに基づいて、履行のためにオーダーを優先度付けするルールを定義します。オーダー優先度によって、どの需要に供給へのアクセスを増やすかが決まります。複数の需要優先度ルールを作成し、ルールを切り替えて、計画結果がどのように変化するかを把握できます。詳細は、需要優先度ルールの章を参照してください。
バックログ・プランニング・オプションを構成します。

バックログ・プランニング実行のデフォルト・パラメータを構成します。詳細は、バックログ計画オプションのトピックを参照してください。
すべての品目がバックログ・プランニング・ルールに割り当てられていることを確認してください。

需要履行に使用できる供給の種類を決定するルールを定義します。供給品目は、無期限に使用可能、リード・タイム後に使用可能、または供給タイプに基づいて使用可能になるように構成できます。これらのルールが品目、組織、品目カテゴリまたは品目と組織の組合せに適用されるかどうかを指定します。企業でOracle Global Order Promisingを使用している場合、品目はこれらのルールにすでに割り当てられています。詳細は、バックログ計画ルールの章を参照してください。
供給割付ルールを定義します。

供給割付階層の属性に使用できる供給量を管理するルールを定義します。バックログ・プランニング・オプションUIで階層を構成し、供給割付ルールUIで品目-組織レベルの供給割付ルールを定義します。詳細は、供給割当ルールの章を参照してください。
計画担当および計画カレンダが設定または収集されていることを確認します。

企業でSupply PlanningやGlobal Order Promisingなどの他のクラウド・サービスでカレンダおよびプランナ・データを設定している場合、そのデータはバックログ・プランニング時に考慮されます。