依頼人ドメインの追加

IDRでは、請求書文書から依頼人詳細が認識されて抽出されるため、Oracle Payablesに手動で入力する必要がなくなります。

この機能を有効にするには、インテリジェント文書認識オプションの保守ページの「依頼人Eメール・ドメイン名」フィールドに組織のドメイン名を入力します。請求書で入手可能な場合は、IDRがドメイン名に基づいて、依頼人のEメール・アドレスから依頼人を識別します。

組織に複数のドメイン名がある場合は、セミコロンで区切って複数のドメイン名を入力します。

警告: ドメイン名にスペースを入力しないでください。たとえば、net suite.comは有効なドメイン名ではありません。

請求書文書に複数のドメインのEメール・アドレスがある場合は、設定順序が重要になります。リストの最初にあるドメインに属する依頼人が優先されます。たとえば、組織の「依頼人Eメール・ドメイン名」フィールドにoracle.com;netsuite.comのようにドメインを設定したとします。2つのEメールID、jane.smith@netsuite.comおよびjohn.smith@oracle.comが請求書にある場合、IDRはjohn.smith@oracle.comを依頼人として認識します。これは、このドメインが設定の最初にあるためです。

ノート: 請求書依頼者詳細が買掛管理にインポートされるのは、Eメール・アドレスが有効な場合のみです。有効なEメール・アドレスとは、人材管理(HCM)アプリケーションの従業員設定で従業員の勤務先Eメールとして構成されているアドレスです。