認識および処理のオプション

これらは、「インテリジェント文書認識オプションの管理」ページに表示される様々なチェック・ボックスです。文書認識にどのような影響を与えるかについて、次に説明します。

オプション名と説明	詳細	デフォルトで選択済
税額の認識請求書から税額を直接取得する場合は、このオプションを選択します。税金エンジンでは引き続き税金が計算されます。ただし、インポート済請求書文書から認識された金額と同額に、計算された金額が設定されます。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、Oracle Cloud ERPに含まれている税金エンジンによって税金が計算されます。請求書の税金セクションに個別の税金明細として税金が追加されます。このチェック・ボックスを選択すると、請求書インポート・プログラムで税金管理金額(請求書からの税額)が採用されます。税金は、インポート・プロセスで計算されます。計算された税額が管理金額と等しくない場合は、管理金額が使用されます。ノート: 請求書が「未完了」ステータスの場合、インポート・プロセスで税金は計算されません。この場合、税金計算は請求書検証プロセスで実行されます。検証プロセスでは、管理金額は認識または採用されず、税金エンジンを使用して税額が生成され、この計算された金額が請求書の税金として使用されます。	いいえ
運送費の認識このオプションにより、請求書に個別の運送/出荷明細が含まれる場合の運送/出荷の処理方法が決まります。請求書に運送費/出荷明細を含めない場合は、このオプションの選択を解除します。	このチェック・ボックスの選択を解除した場合に、請求書に個別の運送/出荷請求書明細が含まれる場合は、請求書インポート・プロセスで運送/出荷明細が除外されます。このチェック・ボックスを選択した場合に、請求書に個別の運送/出荷請求書明細が含まれる場合は、請求書インポート・プロセスで運送/出荷明細が含められます。	はい
照合済請求書の明細の認識これにより、照合済請求書の請求書ヘッダーのみをインポートできるので、照合済明細をUIで手動作成できます。	購買オーダーと照合済の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、ITEMタイプのすべての請求書明細がインポート・プログラムで無視されます。購買オーダーに関連する請求書の請求書ヘッダー情報のみがインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、IDRで認識されたITEMタイプのすべての請求書明細の照合がインポート・プログラムで試みられます。次に、IDRで認識された明細とそれに対応する購買オーダー明細の照合が買掛管理で試みられます。	はい
未照合請求書の明細の認識これにより、必要な場合に、未照合請求書の請求書ヘッダーのみをインポートできます。これにより、IDRで認識された内容を気にすることなく、請求書明細を手動で入力できます。	購買オーダーと未照合の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、ITEMタイプのすべての請求書明細がインポート・プログラムで無視されます。購買オーダーに関連しない請求書の請求書ヘッダー情報のみがインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、IDRで認識されたITEMタイプのすべての請求書明細がインポート・プログラムで受け入れられ、請求書ヘッダーとともにインポートされます。	はい
照合済請求書の法的エンティティ識別子を検証このオプションにより、購買オーダーの法的エンティティと、請求書で予測された法的エンティティを比較するかどうかが決まります。購買オーダーと、請求書で予測された法的エンティティが一致しない場合は、このオプションによって請求書の処理方法が決まります。法的エンティティ認識をアクティブにするには、SRを登録する必要があります。法的エンティティ認識機能を有効にする前に、次のことを確認する必要があります: 法的エンティティの名前と住所が正しい。サプライヤが正しい名前と住所(法的エンティティの設定と一致するもののみ)を請求書で使用している。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、照合済請求書に対する購買オーダーの法的エンティティがインポート・プログラムで使用されます。未照合請求書については、請求書文書から法的エンティティが認識されます。未照合請求書文書で法的エンティティが認識されない場合、「請求書の作成」ページと同じロジックを使用してデフォルトの法的エンティティが導出されます。このチェック・ボックスを選択すると、照合済請求書の請求書文書の法的エンティティがインポート・プログラムで使用されます。請求書文書から法的エンティティが認識されない場合、買掛管理により購買オーダーからデフォルトの法的エンティティが導出されます。買掛管理では、請求書に対して識別された法的エンティティが、請求書から認識された購買オーダーの法的エンティティと一致していることも確認されます。法的エンティティが一致しない場合は、請求書インポート・プロセスで購買オーダーが拒否され、請求書が「未完了」ステータスでインポートされます。アプリケーションの「購買オーダー」フィールドにエラーが表示されますが、これを修正して処理を続行できます。未照合請求書については、請求書文書から法的エンティティが認識されます。未照合請求書文書で法的エンティティが認識されない場合、「請求書の作成」ページと同じロジックを使用してデフォルトの法的エンティティが導出されます	いいえ
インポート中に税金を計算このオプションにより、請求書のインポート時に請求書の税金計算を実行するかどうかが決まります。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポート・プログラムは、税金を計算せずにIDRベースの請求書文書をインポートします。このチェック・ボックスを選択すると、インポート・プログラムは、税金の計算後にIDRベースの請求書文書をインポートします。ノート: このオプションの構成に関係なく、請求書文書が「未完了」ステータスの場合、税金計算は実行されません。	はい
常に請求書を未完了ステータスで作成これにより、すべての属性が正常に抽出された場合でも、すべての請求書が「未完了」に設定されます。通常これを設定するのは、すべての請求書を検証して支払う前にレビューや確認をする必要がある場合です。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、すべての必須属性の抽出に成功したか失敗したかに基づいて、「未完了」または「未検証」ステータスの請求書をインポート・プログラムがインポートします。このチェック・ボックスを選択すると、すべての属性の抽出に成功して、請求書を「未検証」ステータスでインポートする必要がある場合でも、インポート・プログラムはIDRベースの請求書文書を常に「未完了」ステータスでインポートします。IDRベースの請求書文書が常に「未完了」に設定されるので、確認しなければ検証を実行できません。	いいえ
サービス・オーダーに対して単一請求書明細を作成これにより、請求書小計と等しい単一請求書明細を作成して、複数の明細がある可能性のある照合済請求書を、単一明細のみのサービス・ベースの購買オーダーと照合できます。購買オーダーが単一明細のサービス関連購買オーダーであるが、サプライヤが送信する請求書が詳細を含む場合に、このオプションを使用すると照合プロセスの成功率が上がります。	サービスベースの購買オーダーと照合済の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポート・プロセスで照合プロセスが実行され、請求書の個々の明細と購買オーダーの明細をペアにすることが試みられます。このチェック・ボックスを選択すると、インポート時に、IDRで認識されたすべての請求書明細が照合プロセスによって削除されます。かわりに、購買オーダーとペアになった単一明細請求書が、IDRによって渡された小計金額と等しい金額で作成されます。	いいえ
公益事業サプライヤに対して単一請求書明細を作成これにより、サプライヤ・タイプが`「公益事業」`のサプライヤを設定して、請求書小計と等しい単一明細請求書を作成できます。公共料金請求書のような書式の公益事業またはその他のタイプの請求書を簡単に認識できます。	購買オーダーと未照合の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポート・プログラムですべての請求書明細がインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、認識されたサプライヤのサプライヤ・タイプが「公益事業」であるかどうかがインポート・プログラムで確認されます。明細摘要が公益事業サプライヤ請求書明細に設定されます。次に、合計に基づいて請求書に単一の明細が作成されます。	いいえ
照合済請求書のペア明細のみインポートこのオプションにより、照合済請求書のペアになっていない明細をインポートするかどうかが決まります。複数の購買オーダーを請求書で使用し、購買オーダーと照合されない明細がある場合は、これを使用できます。	購買オーダーと照合済の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポートの照合プロセスですべての請求書明細がインポートされます。つまり、ヘッダー内の有効な購買オーダーとペアになっているかどうかに関係なく、請求書明細がインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、請求書ヘッダーの有効な購買オーダーと正常にペアになった請求書明細のみがインポートの照合プロセスでインポートされます。ペアにならなかった明細は削除され、買掛管理にインポートされません。	はい
運送費またはその他の明細の按分このオプションを使用すると、運送費およびその他の手数料を特定の勘定科目に割り当てることができます。運送費とその他の手数料に、2つの異なる勘定科目を使用できます。	このチェック・ボックスを選択すると、品目明細をまたいでインポートされた請求書の運送費およびその他明細がでIDRによって按分されます。「請求書の編集」ページの「全品目明細の按分」オプションは有効になっており、編集できません。このチェック・ボックスの選択を解除すると、該当するビジネス・ユニットに対して定義された特定の運送費およびその他の配分勘定科目に、運送費およびその他の明細がIDRによって割り当てられます。「請求書の編集」ページの「全品目明細の按分」オプションは無効になっていますが、編集できます。	はい

オプション名と説明	詳細	デフォルトで選択済
税額の認識請求書から税額を直接取得する場合は、このオプションを選択します。税金エンジンでは引き続き税金が計算されます。ただし、インポート済請求書文書から認識された金額と同額に、計算された金額が設定されます。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、Oracle Cloud ERPに含まれている税金エンジンによって税金が計算されます。請求書の税金セクションに個別の税金明細として税金が追加されます。このチェック・ボックスを選択すると、請求書インポート・プログラムで税金管理金額(請求書からの税額)が採用されます。税金は、インポート・プロセスで計算されます。計算された税額が管理金額と等しくない場合は、管理金額が使用されます。ノート: 請求書が「未完了」ステータスの場合、インポート・プロセスで税金は計算されません。この場合、税金計算は請求書検証プロセスで実行されます。検証プロセスでは、管理金額は認識または採用されず、税金エンジンを使用して税額が生成され、この計算された金額が請求書の税金として使用されます。	いいえ
運送費の認識このオプションにより、請求書に個別の運送/出荷明細が含まれる場合の運送/出荷の処理方法が決まります。請求書に運送費/出荷明細を含めない場合は、このオプションの選択を解除します。	このチェック・ボックスの選択を解除した場合に、請求書に個別の運送/出荷請求書明細が含まれる場合は、請求書インポート・プロセスで運送/出荷明細が除外されます。このチェック・ボックスを選択した場合に、請求書に個別の運送/出荷請求書明細が含まれる場合は、請求書インポート・プロセスで運送/出荷明細が含められます。	はい
照合済請求書の明細の認識これにより、照合済請求書の請求書ヘッダーのみをインポートできるので、照合済明細をUIで手動作成できます。	購買オーダーと照合済の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、ITEMタイプのすべての請求書明細がインポート・プログラムで無視されます。購買オーダーに関連する請求書の請求書ヘッダー情報のみがインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、IDRで認識されたITEMタイプのすべての請求書明細の照合がインポート・プログラムで試みられます。次に、IDRで認識された明細とそれに対応する購買オーダー明細の照合が買掛管理で試みられます。	はい
未照合請求書の明細の認識これにより、必要な場合に、未照合請求書の請求書ヘッダーのみをインポートできます。これにより、IDRで認識された内容を気にすることなく、請求書明細を手動で入力できます。	購買オーダーと未照合の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、ITEMタイプのすべての請求書明細がインポート・プログラムで無視されます。購買オーダーに関連しない請求書の請求書ヘッダー情報のみがインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、IDRで認識されたITEMタイプのすべての請求書明細がインポート・プログラムで受け入れられ、請求書ヘッダーとともにインポートされます。	はい
照合済請求書の法的エンティティ識別子を検証このオプションにより、購買オーダーの法的エンティティと、請求書で予測された法的エンティティを比較するかどうかが決まります。購買オーダーと、請求書で予測された法的エンティティが一致しない場合は、このオプションによって請求書の処理方法が決まります。法的エンティティ認識をアクティブにするには、SRを登録する必要があります。法的エンティティ認識機能を有効にする前に、次のことを確認する必要があります: 法的エンティティの名前と住所が正しい。サプライヤが正しい名前と住所(法的エンティティの設定と一致するもののみ)を請求書で使用している。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、照合済請求書に対する購買オーダーの法的エンティティがインポート・プログラムで使用されます。未照合請求書については、請求書文書から法的エンティティが認識されます。未照合請求書文書で法的エンティティが認識されない場合、「請求書の作成」ページと同じロジックを使用してデフォルトの法的エンティティが導出されます。このチェック・ボックスを選択すると、照合済請求書の請求書文書の法的エンティティがインポート・プログラムで使用されます。請求書文書から法的エンティティが認識されない場合、買掛管理により購買オーダーからデフォルトの法的エンティティが導出されます。買掛管理では、請求書に対して識別された法的エンティティが、請求書から認識された購買オーダーの法的エンティティと一致していることも確認されます。法的エンティティが一致しない場合は、請求書インポート・プロセスで購買オーダーが拒否され、請求書が「未完了」ステータスでインポートされます。アプリケーションの「購買オーダー」フィールドにエラーが表示されますが、これを修正して処理を続行できます。未照合請求書については、請求書文書から法的エンティティが認識されます。未照合請求書文書で法的エンティティが認識されない場合、「請求書の作成」ページと同じロジックを使用してデフォルトの法的エンティティが導出されます	いいえ
インポート中に税金を計算このオプションにより、請求書のインポート時に請求書の税金計算を実行するかどうかが決まります。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポート・プログラムは、税金を計算せずにIDRベースの請求書文書をインポートします。このチェック・ボックスを選択すると、インポート・プログラムは、税金の計算後にIDRベースの請求書文書をインポートします。ノート: このオプションの構成に関係なく、請求書文書が「未完了」ステータスの場合、税金計算は実行されません。	はい
常に請求書を未完了ステータスで作成これにより、すべての属性が正常に抽出された場合でも、すべての請求書が「未完了」に設定されます。通常これを設定するのは、すべての請求書を検証して支払う前にレビューや確認をする必要がある場合です。	このチェック・ボックスの選択を解除すると、すべての必須属性の抽出に成功したか失敗したかに基づいて、「未完了」または「未検証」ステータスの請求書をインポート・プログラムがインポートします。このチェック・ボックスを選択すると、すべての属性の抽出に成功して、請求書を「未検証」ステータスでインポートする必要がある場合でも、インポート・プログラムはIDRベースの請求書文書を常に「未完了」ステータスでインポートします。IDRベースの請求書文書が常に「未完了」に設定されるので、確認しなければ検証を実行できません。	いいえ
サービス・オーダーに対して単一請求書明細を作成これにより、請求書小計と等しい単一請求書明細を作成して、複数の明細がある可能性のある照合済請求書を、単一明細のみのサービス・ベースの購買オーダーと照合できます。購買オーダーが単一明細のサービス関連購買オーダーであるが、サプライヤが送信する請求書が詳細を含む場合に、このオプションを使用すると照合プロセスの成功率が上がります。	サービスベースの購買オーダーと照合済の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポート・プロセスで照合プロセスが実行され、請求書の個々の明細と購買オーダーの明細をペアにすることが試みられます。このチェック・ボックスを選択すると、インポート時に、IDRで認識されたすべての請求書明細が照合プロセスによって削除されます。かわりに、購買オーダーとペアになった単一明細請求書が、IDRによって渡された小計金額と等しい金額で作成されます。	いいえ
公益事業サプライヤに対して単一請求書明細を作成これにより、サプライヤ・タイプが`「公益事業」`のサプライヤを設定して、請求書小計と等しい単一明細請求書を作成できます。公共料金請求書のような書式の公益事業またはその他のタイプの請求書を簡単に認識できます。	購買オーダーと未照合の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポート・プログラムですべての請求書明細がインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、認識されたサプライヤのサプライヤ・タイプが「公益事業」であるかどうかがインポート・プログラムで確認されます。明細摘要が公益事業サプライヤ請求書明細に設定されます。次に、合計に基づいて請求書に単一の明細が作成されます。	いいえ
照合済請求書のペア明細のみインポートこのオプションにより、照合済請求書のペアになっていない明細をインポートするかどうかが決まります。複数の購買オーダーを請求書で使用し、購買オーダーと照合されない明細がある場合は、これを使用できます。	購買オーダーと照合済の請求書専用。このチェック・ボックスの選択を解除すると、インポートの照合プロセスですべての請求書明細がインポートされます。つまり、ヘッダー内の有効な購買オーダーとペアになっているかどうかに関係なく、請求書明細がインポートされます。このチェック・ボックスを選択すると、請求書ヘッダーの有効な購買オーダーと正常にペアになった請求書明細のみがインポートの照合プロセスでインポートされます。ペアにならなかった明細は削除され、買掛管理にインポートされません。	はい
運送費またはその他の明細の按分このオプションを使用すると、運送費およびその他の手数料を特定の勘定科目に割り当てることができます。運送費とその他の手数料に、2つの異なる勘定科目を使用できます。	このチェック・ボックスを選択すると、品目明細をまたいでインポートされた請求書の運送費およびその他明細がでIDRによって按分されます。「請求書の編集」ページの「全品目明細の按分」オプションは有効になっており、編集できません。このチェック・ボックスの選択を解除すると、該当するビジネス・ユニットに対して定義された特定の運送費およびその他の配分勘定科目に、運送費およびその他の明細がIDRによって割り当てられます。「請求書の編集」ページの「全品目明細の按分」オプションは無効になっていますが、編集できます。	はい